いなたくんへ
未来を考えるにあたって、具体的な生活に落とし込んだ予測ってなかなか難しいよね。ということで、2040年の高校2年生「鷲尾野ゆずりは(17)」というペルソナを仮設し、彼女目線で当時のことを考えていく、というプロジェクトを前回よりはじめた。予測手法は、基本的にはブレストベースで妄想を膨らませる感じ。
第1回はゆずりはの家族構成とかプロファイルを決定し、今後のアクションアイテムを整理した。
その1つに「過去の流行を調べる」というお題があったけど、インフルエンザにかかったり色々大変だったので次回以降にパス。
かわりに、2040年の国際情勢と日本の状況について、いくつかの未来予測シナリオを参考にして、1本の可能性に収束させてみた。こちらをゆずりはの生きる2040年の世界と仮定する。
今回はこの「2040年の国際情勢」の予測をもとに、ゆずりは目線に落とし込んで掘り下げてみた。
ところでシリーズのタイトルだけど、第1回記事公開時には「鷲尾野ゆずりは17歳の1日@2040年を考える」としていたのだけど、SNSに載せたときに@マークがアカウント名認識されるのが気持ち悪かったので、掲題の通りに改題した。
Summary Note
1.2040年世界における文化の発信源と日本
2.2040年にまだやっていそうなアニメ・マンガ
3.紙とペンはどうなってる?
4.政治議論と、確証バイアス問題の2040年
5.2030年代の「姥捨て」のトラウマと介護問題
6.2040年の夏季五輪はワルシャワ開催
7.テクノロジーの影響はやっぱり考慮が必要
「2040年の国際情勢」記事を起点として、まずはゆずりはを取り巻くこの国の文化を考えてみた。
2040年世界では、米国が相対的に力を落とし、世界経済はインド・中国の二大大国が牽引するとともに、ポーランド、トルコ、東南アジアなどの各地域も発展している。
20世紀には、巨大映画産業を擁する米国や、あるいは西欧の文化の影響が(少なくとも日本では)目立っていた。対して2040年世界になると、他の地域の文化も多く流入しているかもしれない。
2040年に目立つ文化は以下のものだ。
- 米国・欧州の文化 →やっぱり王道コンテンツ
- 中国・華僑の文化 →中国はコンテンツ発信地として成熟?
- 大国インドの文化 →中国に負けてられない
- イスラム圏の文化 →トルコが統合する中東や東南アジアが発展
- アフリカ安定地域の文化 →人口増により安定地域では発展
この時代には自動翻訳が普及しているはずで(2018年現在でもリアルタイム自動翻訳が始まりつつある)、異なる言語圏からの文化の波及ハードルはかなり下がっているはずだ。
ただし、言葉は翻訳できても、文脈やコンテキストまで共有できるかと言えば別問題で、文化的・地域的な壁が消えるわけではないだろう。
マスの傾向としては、それぞれの文化圏の中で大ヒットしたり、普遍性を持つコンテンツが他の文化圏にも波及していく。それからニッチとして、特定の文化圏にあこがれを持つ人々にはマイナーコンテンツも流通する。
日本はどうだろう。2018年現在は「コンテンツ」は(どれだけ稼げているかは別として)この国の目立った特徴に見えるが、2040年には変わるだろうか。
ネガティブな視点では、少子化と高齢化、それに伴う経済的疲弊により、社会がクリエイターを養う余裕を失う可能性がある。その一方で、そんな「黄昏の時代」であるからこそ文化が育つ、ということもあるかもしれない。
上述の「文脈・コンテクストの壁」で言えば、やはり日本の特殊性はあると思うし、2040年においても、日本の文化は良くも悪くもガラパゴスとして特異性を持ち続けている、と予想する。
2040年になってもマンガやアニメは主要な娯楽で、ゆずりはも親しんでると思うのだけど、具体的にどんなものを観たり読んだりしているだろう。これから創作される作品を当てることはできないが、現在存在する作品が2040年になっても活躍している可能性はある。
ということで「2018年に存在していて2040年にも現役の作品」を予想してみた。
2018年現在やってること自体私はビビるのだが、22年後はどうだろう。さすがに再放送かな。続編あるとしたら戦闘力のインフレがヤバそう。
ファンとして特にドラえもんは続いててほしいんだけど、2018年現在でも秘密道具の一部が実現しつつあるように、時代が2112年に近づくにつれて、秘密道具の未来感が希薄化する危険はある。でもまあ物語の主軸は友情とギャグだし、たった22年先の話だし、国民的ヒーローとして続いててほしいなあ。
ガンダムも同様にテクノロジー観点で真新しさが(現在よりは)薄れるかもだけど、たぶんまだ続いてるかな。プラモデルの技術革新も気になる。
『ドラえもん』が未来を描くのに対して、『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』はノスタルジーを描いている。こちらは舞台設定と放送される時代との時間的ギャップが離れていく点で『ドラえもん』と対照的だ。
『ちびまる子ちゃん』はさくらももこが中止宣言するとか特別なことがなければやってると思うんだけど、『サザエさん』はどうだろう。さすがに時代の乖離が大きい気がするけど、テコ入れされるんだろうか。
これは鉄板でやってるでしょう。ゆずりははもう観てないとは思うけど。
幼児向け番組の視点では『いないいないばあっ!』と『みいつけた!』も気になるとこだが、こちらはワンワンとサボさんがキーとなる番組で、これらの役者に依存するため、2040年までは続いていないと思う。残念だけど。
このへんはよく分からない。『ワンピース』著者の尾田栄一郎は1975年生まれなので2040年には65歳。まだ雑誌連載続いてる可能性も十分あるな…。だったらアニメもやってるかも。
ゆずりはが読むとは思えないけど、長寿連載つながりで『ゴルゴ13』。不謹慎だが著者の年齢的に2040年には連載は終わっているはず。それともプロダクションが続けるのかな。
ゴルゴ13は社会情勢を描く話だが、2040年までの技術革新を考えると「スナイパーが実弾で暗殺して身元がバレない」という設定に無理が出てくる気もしなくはない。その一方で、2040年の社会情勢をどう風刺してるかは気になりもする。
上述の作品が続いているなら、懐古主義的な動きや、過去作品発掘の動きもあって、手塚治虫など漫画黎明期の作品群もリバイバルされるかもしれない。ブッダとか火の鳥とか、普遍的な話なので2040年でも十分通用する。
ちなみに私は戦後以来の20世紀後半のマンガ・アニメ群は、当ジャンルの「古典」であると考えている。シェイクスピアや100年以上前の文学作品やモノクロ時代の映画が21世紀のいまも親しまれているように、名作は「時代の試練」を経ても生き残る。
20世紀後半に生まれ、文化の確立に寄与したマンガたちは、単にその時代の流行というものではなく、100年後、200年後にも通用する「古典」となる。我々はその成立の時代を生きたわけで、こんな贅沢な話はないのだ。
と、ざっと思いつくところを挙げてみた。もう少し時間かければまだ出てきそうだけどここまでにする。ただ、上記作品は「残っていそうな作品」だけど、「ゆずりはが好きそうな作品」では決してない。
ゆずりはは何が好きだろう。たぶんディズニー映画は好きだよね。文化の発信地が多様化するとは言え、米国のコンテンツはなお王道にありそう。特に親世代がディズニーに洗脳されているので、幼少期に家族でディズニーランドに通ったゆずりはもまたディズニープリンセスに憧れている。
少女漫画も読むだろう。翻訳で海外モノも読むのかな。ただし、社会の発展フェイズが違うと「共感」が難しくなる可能性がある。文化的に近く、社会の成熟度も近い中国のコンテンツとかは主流になっているかも。
他にはイスラム世界やインド世界の(日本とは違うという意味で)独特の社会制度の中で育まれる恋愛とかも、いくつかのコンテンツはクラスで流行るかもしれない。
マンガ読んでるとのことだけど、媒体は何だろう。さすがに紙の雑誌は滅びてるよね。じゃあ電子書籍?
そう考えると学校の授業で使われる媒体も気になってくる。ノートはまだ鉛筆でとっているのか、それともデジタル?
教科書はさすがにデジタルコンテンツの配信だろう。すると電子書籍か、その発展デバイスが使われていることになる。当然書き込みもできるやつ。
黒板はどうだろう。これもさすがに毎回板書はせず、デジタルコンテンツが使われるよね。2018年現在でも、先生の使う教材のデジタル共有とか、効率化の動きはある。それがさらに進むだろう。
問題なのがノート。個人的には板書を手で書き写す作業にも意味があると思ってるんだけど、古い考え方かな。ただいずれにしても、計算問題を解くとか、手を動かすことはするはず。なので紙か、あるいは紙的に使える手書き入力可能なデジタルノートが使われるかも。
ノートに何を使うかは生徒の裁量に任せられるのかな。「やっぱ紙とペンがカワイイよね!」という雰囲気もあってもおかしくないし。でもいや待てよ、デジタルの場合は複製できてしまう(=生徒間で共有できてしまう)問題がある。するとデジタルノートが禁止される可能性もでてくる。どうなるだろう。
教育についてはどうしても「何を勉強しているのか?」の問題に行きついてしまう。反転授業とかアクティブ・ラーニングとか、新しい教育の形も提唱されてるし、2040年には学校で習得すべき能力も変わっているだろう。それに応じて、教科書とノートを使うのかとか、教材の考え方も変わってくる。
もっとも、22年程度では大きく変わらないという残念な可能性もなくはないけど。
「教育の未来」は今後の課題として、一度しっかり掘下げたい。
教科書が電子書籍的デジタル端末なら、それ使ってマンガ読めるよね。きっと2040年には、カラー電子ペーパーでマルチウインドウで薄くて軽い、カッコいいデジタル端末が普及してるにちがいない。あるいは、ガラケー時代の人がスマートフォンを想像できなかったように、いまからは想像もつかない端末を持っているかも。
あ、でも、話が教室に戻るけど、学校や家庭のデスクがそもそもディスプレイを兼ねたインタラクティブな装置になってて、教科書を持ち歩かない場合もある。
その場合の電子書籍的デジタル端末は、電車の中で復習するとか、移動時用につかう任意デバイスになるのかも。で、それを使ってマンガも読むと。
親的には、教科書入れる端末にマンガ入れるな勉強しろ、みたいな指摘もありそうだけど、わざわざ端末を2つ買い与えるのも無駄なので、そこは端末1つとして何らかのペアレンタル・コントロールがあるに違いない。
この辺りも今後もう少し掘り下げてみたい。
さて「2040年の世界情勢」に視点を戻す。当時の日本における大問題の1つが「米中二大国との関係険悪化」だ。予想では日本は2050年にトルコと同盟して対米開戦に踏み切るが、2040年はその10年前なのでそれなりに不穏のはず。
高校生のゆずりはは基本的には政治に無関心で、国際情勢にも疎いはずだが(私がそうだった)、とは言え全く影響を受けないわけでもなかろう。
なにしろ米国中国が日本に塩対応で日本も逆ギレ、という最悪な状況なので、国内の政治的議論は沸きに沸いているはずだ。下手に出てでも関係改善派、爾後米中政府ヲ相手ニセズ派、米中ナニクソ決戦派、色々いるだろう。
ネットワークが今よりさらに発達する社会であるから、政治的に先鋭化した左右のグループが若者をも取り込むことは想像に難しくない。SNSはプロパガンダとオルグの嵐が吹き荒れている。
学生運動とかも起きるのかな。
上述の動きに対して高校生はどう向き合うのか。大きく次の2つに分かれると想像する。
大多数は政治には興味がなく、理解もせず(するつもりもなく)、距離を取ったまま過ごす。毎日の日常の方が楽しいからね。
その一方で、覗くところを覗けば情報はいくらでも流れてくるわけで、早熟して良くも悪くも政治的ポジションを持つ学生も少なくはない。
このあたりは2018年現在の状況もきちんと調べるべきなので、これは宿題とする。
気になるのは「確証バイアス」「エコーチャンバー効果」だ。ネットワーク・コミュニケーションの特徴として、人は自分が見たいものだけを見、自分の好ましい意見の反射だけに浴せるので、世界が分断されてしまう。この辺りは特に『グーグル・アマゾン化する社会』(2006)が原理的なところから説明してておススメ。
- ネットが科学の知見を失わせる「暗黒時代2.0」と、その先のルネッサンス(希望は天上にあり,2017/6/27)
- 「ググってもカス」を生むスケールフリー・ネットワークと民主主義の未来(『グーグル・アマゾン化する社会』書評)(希望は天上にあり,2017/9/2)
で、この「確証バイアス」が2018年現在問題視されているけど、2040年はどうだろう。さすがに何とかしていてほしい。例えば初等教育(「生活」の授業とか)でネットワークとの付き合い方として、そういう現象があるから気を付けようと学ぶとか、テクノロジーによるうまい解決が図られているとか。
あと無責任なマスコミとかもどうなってるだろ。滅びててほしいな。
まとめると、ゆずりはのクラスにも政治的に敏感化・活動分子化したこじらせ系の同級生は当然いる。が、大多数はそこまで深入りせず、確証バイアスの影響も強くはなく、平和に米中のコンテンツを消費している。
ゆずりは自身は政治には全く興味・関心がなくて、クラスメイトとマンガの話とかしている。
ただし、毎朝ニュースで流れる米中との不穏な空気にはさらされている。父親あたりが「こいつぁやべーな」みたいにニュースに向かってなんかしゃべっていて、ゆずりは的には父親の言葉とか右から左だけど、右耳から左耳に抜ける過程で脳の潜在的なところにはしみ込んでいる。
「2040年の世界情勢」では日本の国内事情についても整理した。少子高齢化が生み出す歪に社会は耐えられなくなり、2030年ごろにハードランディングする。具体的には、社会インフラの不足と増大する社会保障費のバランスを取るべく、団塊ジュニア世代を中心とした社会的弱者が切り捨てられる、かもしれない。社会の緊縮が不可避となり、日本人の価値観も大きく変質する。
2030年というとゆずりはは7歳だったので、特に記憶はないと思う。が、親世代は何かしらの影響を受けたはずだ。何しろ、生き方を失敗したり、備えを怠ることで、文字通り「死ぬ」ことを目の当たりにしたわけだから。それも10歳前後の兄弟を育てながら。
親世代の反応としてはどんなものがあるだろう。いくつか挙げる。
- 教育への価値観が変化する(手に職をつけること、生き延びることを重視する)
- 政治や社会への批判に走る
- 結局何もせず不安を嘆く
このあたり、もう少し深堀する余地はあるかもしれない。
少子高齢化と言えば、ゆずりはのおじいちゃん、おばあちゃんはどうなってるだろう。父52歳、母48歳で、そのさらに親はざっくり+30するとして80歳前後となる。4人のうち1人くらいはもうダメかもわからんね。
生きていたとしても、80歳なら健康は損なわれているだろう。要介護となる年齢の平均が75歳だから、介護は鷲尾野家の大きな課題になっているはずだ。
介護施設が不足し、介護離職や介護難民が増加し、社会問題化したのが2030年頃。それから10年経つので介護事情は少しは改善されていると思いたい。が、2040年は高齢者数がピークを迎える時期で、その後は高齢者人口は減っていくので、それを見越して、介護施設や介護専門職自体は増えていない可能性もないではない。むしろ在宅介護や地域包括ケアに重点を置く(ということにして切り捨てる)という可能性もあるだろう。
こう考えるとやっぱり、祖父母の存在は鷲尾野家にとって頭の痛い問題で、その様子をゆずりはがどんな目線で見ているのか興味深い。
祖父母がどこに住んで、どういう状態にあって、孫のゆずりはとはどんなコミュニケーションをしているのか。こちらはぜひ深堀りしたい。
2040年はオリンピック・イヤー。「鷲尾野ゆずりはの1日」が何月の話かまだ決まってなかったけど、8月以前であれば五輪の話題も挙がるかも。ということで予想してみる。
2024年は仏国パリ、2028年は米国ロサンゼルスと決まっているので、そのあとは2032年、2036年、2040年の3回である。
パリ、ロサンゼルスと欧米が続くこと、2040年時点には少なくとも中印や中東世界が経済発展していることから、私は2032年と2036年の開催地を次のように予想する。
- 2032年 …イスタンブール(トルコ)
- 2036年 …バンガロール(インド)
トルコは2018年現在は政情不安だけど、2020年の五輪候補地にもなっていたし、2032年ころには安定してると考えたい。
それからインド。インドも2036年くらいまでには開催するんじゃないのかなあ。と言ってもインドの夏とか東京どころではない酷暑なので、開催地は気候の安定したバンガロール、あるいは北部の街となるだろう。
で、その次の2040年である。東南アジアがくるかなとか、大国中国のメンツもあるよなとか、ロシアしばらくやってないなとか、色々迷う。けっこう予測が難しい。
ここはエイヤで、2030年頃から大国化するポーランドを推したいと思う。パリ(2024)以来3回ぶりのヨーロッパ開催。2040年夏はワルシャワ五輪だ。
と、ここまで書いてきたけど、やっぱりテクノロジーの進歩も考えないとキツイ気がしてきた。紙とペンをどうしてるのかの問題とか挙げたけど、他にもコミュニケーションのあり方とか、介護とか。テクノロジー如何によって予測できる状況が変わってしまう。
まずはさわりとして、特に影響の大きそうな分野を挙げておく。これらについていずれ検討を深めたい。
自治体維持のための財政負担の観点から、「都市と地方」は少子高齢化と合わせて大問題になる。日々の移動だけでなく、ゆずりはが祖父母とどういうコミュニケーションをとるのかとも合わせて、この分野の技術の影響は大きい。
高齢社会化や介護が問題化したなら、医療・ヘルスケア分野への投資拡大や、新規技術普及の後押しになったはずだ。例えば侵襲度の高いウェアラブル端末が許容されるとか。
また、予防医療・個別化医療が進んで病気になりにくいとすれば、高齢者の生活や介護事情も変わってくる。
価値観としてポストヒューマンに関する考え方も変わっているだろう。
水と食料は世界的イシューであり、各国の安全保障に直結するので、何か起きているはず。エネルギー問題の延長としての宇宙開発も進んでいるかもしれない。
生活目線では、この時代の電源がどうなってるかも気になるところ。
こちらは生活のあり方に直結するので避けて通れない話題。
ということで、2040年までに到達するテクノロジーの進化と、その及ぼす影響はいずれ考えねばならない。
ひとつの考え方としては、2040年までに起きている社会問題として、世界的なもの(食料問題とか)や、日本固有のものに注目し、これらがいかなる技術の普及を後押しするかを考えてみるのはありだろう。
以上、「2040年の国際情勢」を肴にして、2040年のゆずりはの身の回りを具体化する方向で考えてみた。
前回のToDoに加えて、以下についても今後考える必要がありそうだ。
- 教育の未来(ゆずりはは何をどう勉強してるのか)
- 普段使いのデジタル端末、紙とペン、ペアレンタル・コントロール
- SNS普及に伴う若年層の政治意識への影響
- 少子高齢化がもたらす社会不安に対して、人はどう反応するのか
- 祖父母がどこに住んで、どういう状態にあって、孫のゆずりはとはどんなコミュニケーションをしているのか
- 2030年、2040年の介護事情
- 2040年に普及しているテクノロジーとその影響
今回は時間なくて1時間だけと時間を決めてブレストした(むしろ行間を補ってのブログ記事化に時間がかかった)。1時間とはいえ自分の気付かなかった発見がたくさん出てきて、私としては満足している。1ヵ月に1時間やるだけでもこうして収穫になるので、自分ブレストはきちんと習慣化していきたい。
ということで、引き続きゆずりはと2040年世界を考えていく。
次回はこちら。
過去の議論はこちら。
- 2040年の17歳・鷲尾野ゆずりはの1日を考える(1)プロファイルと検討アイテム整理(希望は天上にあり,2018/2/5)
- 2040年:「姥捨て」を経た日本は地域覇権国を目指し、アジアで孤立している(希望は天上にあり,2018/2/19)