映画 感情を理解する人工知能は、ヒトに共感できるのか(『エクス・マキナ』ネタバレ感想) いなたくん いまや世界有数の巨大企業となったGoogleも、かつてはベンチャー企業の時代があった。しかもGoogleは後発だった。検索エンジンのサービス開始が1998年というのは遅い。WIRED創刊編集長のケヴィン・ケリーはあるとき「... 映画人工知性の未来物語が描く未来
人類史の変遷 なぜ宇宙は生命の進化を許すのか いなたくんへ レゴブロックを洗濯機に入れたら複雑系が形成された、という実験がおもしろい。2014年の独イェーナ大学での実験で、レゴブロックをバラバラの状態で洗濯機に入れ、複数回の試行をしたところ、いくつもの組み合わせが生成されたと... 人類史の変遷雑記・雑感人工知性の未来ポストヒューマン雑記・雑感
テクノロジーの未来 人工知能は子どもの発育の模倣から「心の理論」を獲得し、認知革命に達する いなたくんへ 私には心がある。 と言って、じゃあ心の存在を証明しろと言われても「我思うゆえに…」としか答えられないけど、でも君は私の心の存在を信じるだろう。それは君が「心の理論」を持つからだ。 「心の理論」とは、「他人も自分と... テクノロジーの未来テック系ニュースまとめ人工知性の未来
雑記・雑感 棋士のAIに対する敗北で、私たちが失うものはあるのか いなたくんへ 文明シミュレーションゲーム「Civilization4」のマルチプレイがおもしろい。Civ4は太古から現代まで文明を育てていくターン制シミュレーションゲームで、都市の育成のほか外交や戦争といった要素も強い。特に重要になる... 雑記・雑感人工知性の未来雑記・雑感
小説 人工知能が感情・自我を獲得するためのステップ(『未来の二つの顔』ネタバレ書評) いなたくんへ 誰も宣言しないけど、人工知能はもうチューリングテストをクリアしたという理解でよいのかな。ジョージア工科大学のアシスタント講師ジル・ワトソンは5カ月にわたり業務をこなしたけど、彼女の正体がIBM製の人工知能であることは最後... 小説人工知性の未来物語が描く未来書評
新テクノロジーと知財 人工知能が「発明」を生むための3つの限界 いなたくんへ 人工知能のクリエイティブがすごい。人工知能の作劇したミュージカルが公演され、人工知能の書いた小説は星新一賞一次選考を突破し、人工知能の描いた絵の個展が開かれている。こうした事態に政府の対応は早く、人工知能の作った音楽や小... 新テクノロジーと知財人工知性の未来知的財産
小説 人工知能が文化をも管理し、発現させる未来(『ニルヤの島』ネタバレ書評) いなたくんへ ジョン・フラムなる神様を初めて知った。南国の島国バヌアツで信仰され、毎年2月15日の「ジョン・フラムの日」には祭典と儀式が行われる。儀式とは例えば米軍の行進・訓練の再現だ。これはジョン・フラムの正体が第2次大戦時の米兵で... 小説未来の社会環境・制度人工知性の未来物語が描く未来書評
小説 人工知能によるヒトの馴化が穴居人の時代を終わらせる(『ユートロニカのこちら側』ネタバレ書評2/2) いなたくんへ 「馴化(じゅんか)」という言葉がある。家畜化とも言われる。たとえば犬は、野生のオオカミが馴化され、人間と住めるように改良されたものだ。 ①生物が高地移動・季節変化などの環境の変化に数日から数週間かけて適応してい... 小説未来のライフスタイル人工知性の未来物語が描く未来書評
テクノロジーの未来 テクニウムの自己増殖がもたらす未来(『テクニウム』書評3/3) テクノロジーとはいったい何か。『テクニウム』(2014)はこの疑問への答えを探るなかで、いくつかの仮説を述べている。 生命を「自己生成可能な情報システム」としてみると、ヒトの次の進化形は「テクニウム」となる イノベーションやテクニウムに... テクノロジーの未来テクノロジー人工知性の未来ポストヒューマン書評テクノロジーの未来
テクノロジーの未来 生命の進化の系譜はヒトから「テクニウム」へと移る(『テクニウム』書評1/3) いなたくんへ オーストラリアで、原始的な言語を用いる鳥類が発見されたそうだ。クリボウシオーストラリアマルハシと呼ばれる鳥で、高い社会性で知られ、音の組み合わせでエサやりや飛翔などの意図を伝えるという。英セクスター大とチューリヒ大の発見... テクノロジーの未来イノベーションの歴史人工知性の未来歴史にふり返るテクノロジーの未来