新興国の未来

中国の未来:国家編

15年で躍進した中国・アジアの賃金推移と、変わらない横浜(JETRO調査資料より)

いなたくんへ 世界の工場と呼ばれ発展してきた中国だけど、賃金の上昇に伴い工場が東南アジアにシフトする傾向にある。というのは6年前の2013年には指摘があって、同様の報道はいまも散見される。これに加えて近年では、アジア地域全体の賃金上昇...
経済・政策・社会環境

21世紀の各国の未来を、算命学にこじつけて占ってみた(中国・アジア・日本編)

いなたくんへ 中国古来の占術「算命学」を使った国家の長期トレンド予測について、いくつかの紹介をしてきた。繰り返しになるけど、算命学とは、国家を10年ごとに5つの時代に分けて、これを1つのサイクルとして扱うものだ。 動乱期...
社会・国際関係

2050年:新興国は人口ボーナスの恩恵を受けられるのか(『2050年の世界』まとめ1/3)

国際政治と経済を中心に扱い、世界で読まれている老舗の週刊新聞『The Economist』。本誌は2050年という長いスパンでの未来を予測しており、これをまとめたのが『2050年の世界-英「エコノミスト」誌は予測する』(2012)だ。本書で...
社会・国際関係

新興国ビジネスのイノベーションは、インドからはじまる(『バンガロールにいれば世界の動きがよく見える』書評)

インドのIT産業はGDP比で約8%を占め(2013年)、今や国をけん引する産業に育っています。インドのIT産業は第3の都市バンガロールに集中していて、多くのグローバル企業も拠点を置いています。JETROがまとめた「アジア・オセアニア主要都市...
米国・欧州の未来

2030年、トルコとポーランドが大国化してロシア崩壊の跡に起つ(『100年予測』書評 3/4)

地政学に基づき21世紀の国際関係を予想したジョージ・フリードマン著『100年予測』(2009年)。本書は2つの大国、ロシアと中国について、それぞれ2020年代までに崩壊・分裂すると予想しました。 ウクライナを奪取したロシアは再び米国との冷...
米国・欧州の未来

ウクライナを奪取したロシアは再び米国との冷戦に陥り、2020年に自壊する(『100年予測』書評1/4)

ウクライナ情勢が緊迫しているようです。 ロシア系住民がロシアへの復帰を求めてデモを行い、首都キエフは世紀末状態に。さらにはロシア軍がクリミアへ軍事侵攻を始めたという噂も。 【世紀末】 ウクライナのデモが凄いことになってる  まるでゲーム...
中国の未来:国家編

中国・アジアの賃金比較と10年間の推移(JETRO調査資料より)

世界の工場と呼ばれ発展してきた中国ですが、賃金の上昇に伴い、工場が東南アジアにシフトする傾向にあるようです。 活況に沸くカンボジア製造業 中国の賃金上昇で外資が相次ぎ工場移転 (JPBRESS,2013/1/9) もっとも一口に東...
中国の未来:技術編

「世界の工場」に進む周辺国への分業化

2000年代には「世界の工場」と呼ばれた中国ですが、その役割は中国国外へと移り始めているようです。日本総研による『中国市場の開拓・確保にASEANを活用する』(2012;PDF)が面白かったので紹介します。 グラビティ効果で今後はAS...
米国・欧州の未来

人口増加率から予想する21世紀の戦争発生リスク国(再掲)

人口の増減は、経済力をはじめとした国の国力を左右する重要な要素の1つです。この人口動態について、シンガポール元首相リー・クアンユーが、日本の戦争と平和に結びつけた論考を提示していました。 日本が平和国家であり続ける理由 リー・クアンユー・...
新興国の未来

人口増加率からみる21世紀の戦争発生リスク国(中国とアフリカ)

将来予測をする上で、人口の推移は大きく外れることのない数字だとされています。 この人口動態を戦争と平和に結びつけて論じた記事がおもしろかったので紹介します。 日本が平和国家であり続ける理由 リー・クアンユー・シンガポール元首相 (日本...
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