少子高齢化がもたらす黄昏の時代の、撤退戦を考える(『未来の年表』書評2/2)

いなたくんへ 少子高齢化とか叫ばれてるけど実感わかないよね、ということで各種統計に基づき未来の日本を予想した『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(2017)を読んでみた。本書は2065年までの出来事を年表形式 […]Continue reading «少子高齢化がもたらす黄昏の時代の、撤退戦を考える(『未来の年表』書評2/2)»

人口減少が「当たり前」を崩していく日本の黄昏(『未来の年表』書評1/2)

いなたくんへ これは持論であるが人口は正義だ。 毛沢東はソ連に対して「核戦争やろうぜ!我が国は仮に3億人死んでも3億人生き残るから没問題!」と伝えたとされる。というのは喩えがちょっとアレだけど、世界有数の市場を自前にもっ […]Continue reading «人口減少が「当たり前」を崩していく日本の黄昏(『未来の年表』書評1/2)»

日本の社会システム変革は「出口・入口・場」に注目(『不安な個人、立ちすくむ国家』まとめ)

いなたくんへ 5月に経産省若手による『不安な個人、立ちすくむ国家』というスライドが公開され話題になった。 『不安な個人、立ちすくむ国家』(PDF)(経済産業省次官・若手プロジェクト,2017/5) 本プロジェクトは、20 […]Continue reading «日本の社会システム変革は「出口・入口・場」に注目(『不安な個人、立ちすくむ国家』まとめ)»

21世紀の各国の未来を、算命学にこじつけて占ってみた(中国・アジア・日本編)

いなたくんへ 中国古来の占術「算命学」を使った国家の長期トレンド予測について、いくつかの紹介をしてきた。繰り返しになるけど、算命学とは、国家を10年ごとに5つの時代に分けて、これを1つのサイクルとして扱うものだ。 動乱期 […]Continue reading «21世紀の各国の未来を、算命学にこじつけて占ってみた(中国・アジア・日本編)»

義務教育に「立法」の授業を

いなたくんへ この夏大ヒットした映画『君の名は。』。違法アップロード動画が多発し、公式アカウントが違法動画の視聴者に対してTwitterで警告する事態となった。 Twitterで『君の名は。』の違法アップロードが多発→公 […]Continue reading «義務教育に「立法」の授業を»

算命学と景気循環から予想される日本の黄金期(『一生お金に困らない「未来予測」の技術』書評)

いなたくんへ 瀋陽を旅したとき、路上の辻占いに看てもらったことがある。 氏名と生年月日・産まれた時間だけ訊かれ、伝えると路上で竹の棒(筮竹というらしい)をジャラジャラとほぐし始める。当たるも八卦あたらぬも八卦、のあの八卦 […]Continue reading «算命学と景気循環から予想される日本の黄金期(『一生お金に困らない「未来予測」の技術』書評)»

2030年、経済的地位低下が決定的な日本は、生き残れるのか(『2030年世界はこう変わる』書評4/4)

米国大統領や閣僚に向けてレポートされる、米国国家情報会議による未来予測をまとめた『2030年世界はこう変わる』(2013)。本書は4つのメガトレンド6つのゲームチェンジャーという因子を通して、今後の世界がどう変わりうるの […]Continue reading «2030年、経済的地位低下が決定的な日本は、生き残れるのか(『2030年世界はこう変わる』書評4/4)»

2020年五輪開催を視野に、姿を変えていく東京の未来(『東京大改造マップ2020』書評)

以前、東京の今後の都市開発について述べた市川宏雄著『山手線に新駅ができる本当の理由』(2013)を紹介しました。この本では、品川・田町間に新設される山手線30番目の駅と、東京最後の大開発と呼ばれる当駅周辺の再開発、そして […]Continue reading «2020年五輪開催を視野に、姿を変えていく東京の未来(『東京大改造マップ2020』書評)»

「2060年・日本の総人口1億人維持」の政策がもたらす、将来予測への影響

政府が50年後の日本の総人口1億人維持を目標とする、という日経新聞の報道が私の中でかなり話題になっています。 未来予測において、人口動態は信頼性が高いとされる数値であり、この予測値が変わるとその他の予測にも影響を与える可 […]Continue reading «「2060年・日本の総人口1億人維持」の政策がもたらす、将来予測への影響»

2050年、日本はトルコと同盟して再びアメリカに戦争を仕掛ける(『100年予測』書評 4/4)

地政学に基づき21世紀の100年間における国際関係を予測した『100年予測』。米国の民間情報機関ストラトフォーにより2009年に発行された一冊です。本書では、ロシアの勢力拡大と2020年代における崩壊、その影響を受けたト […]Continue reading «2050年、日本はトルコと同盟して再びアメリカに戦争を仕掛ける(『100年予測』書評 4/4)»

2027年リニア開通が人口の都市集中をさらに加速させる(『リニアが日本を改造する本当の理由』書評)

日本の未来を予想する上で、人口の都市集中が今後も進むのか、あるいは地方への分散が起こるのかは、個人的に気にしているテーマです。以前紹介した『2100年、人口1/3の日本』では、日本の人口が激減するとともに、過疎化が進み、 […]Continue reading «2027年リニア開通が人口の都市集中をさらに加速させる(『リニアが日本を改造する本当の理由』書評)»

政策は文化の切り売りでなく、文化が生まれる環境づくりを(他国都市に対する東京の魅力・追記)

2020年の山手線新駅完成や、東京の都市政策について解説した『山手線に新駅ができる本当の理由』。本書で述べられていたことの紹介と、東京の他国の都市に対する魅力について記事を載せました。 例えば東京は欧米の若者に対する調査 […]Continue reading «政策は文化の切り売りでなく、文化が生まれる環境づくりを(他国都市に対する東京の魅力・追記)»

東京最後の大開発で、2020年に向け国際都市・東京の躍進は成るのか(『山手線に新駅ができる本当の理由』書評)

2020年のオリンピック東京招致が決まって、経済の活性化が期待されてます。 ところで2020年の東京ではもう1つ大きなニュースがあったりします。それは2020年に品川・田町間に山手線30番目の新駅ができ、一帯が再開発され […]Continue reading «東京最後の大開発で、2020年に向け国際都市・東京の躍進は成るのか(『山手線に新駅ができる本当の理由』書評)»

ハードウェアにおけるIT革命は日本を人口減少から救うか(『2100年、人口1/3の日本』書評 2/2)

21世紀の日本の人口動態として、2055年に8993万人(中位推計)、2105年に4459万人(参考値)というちょっと衝撃的な数字を紹介していた『2100年、人口1/3の日本』。人が減っていくと日本はどのように変わるのか […]Continue reading «ハードウェアにおけるIT革命は日本を人口減少から救うか(『2100年、人口1/3の日本』書評 2/2)»

少子高齢化する日本の人口は、都市に集中するのか、地方に分散していけるのか(『2100年、人口1/3の日本』書評 1/2)

人口の増減を示す「人口動態」は、未来予測において比較的確度の高い予測値とされています。ジョージ・フリードマン著『100年予測』や英エコノミストによる『2050年の世界』など、多くの未来予測本でも人口動態を予測の根拠として […]Continue reading «少子高齢化する日本の人口は、都市に集中するのか、地方に分散していけるのか(『2100年、人口1/3の日本』書評 1/2)»