都市化と地方創生

経済・政策・社会環境

2040年の労働市場で顕在化する3つの社会問題

いなたくんへ たとえば今から20年後の2040年。 私はまだ働いているけど、今と同じような働き方をしてるだろうか。2040年には、今年生まれた子どもは20歳になる。多くは大学生で就職はまだ先だろうけど、将来像は描き始めているはず...
人口動態・少子高齢化

少子高齢化がもたらす黄昏の時代の、撤退戦を考える(『未来の年表』書評2/2)

いなたくんへ 少子高齢化とか叫ばれてるけど実感わかないよね、ということで各種統計に基づき未来の日本を予想した『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(2017)を読んでみた。本書は2065年までの出来事を年表形式でまとめたもの...
人口動態・少子高齢化

人口減少が「当たり前」を崩していく日本の黄昏(『未来の年表』書評1/2)

いなたくんへ これは持論であるが人口は正義だ。 毛沢東はソ連に対して「核戦争やろうぜ!我が国は仮に3億人死んでも3億人生き残るから没問題!」と伝えたとされる。というのは喩えがちょっとアレだけど、世界有数の市場を自前にもって成長す...
社会・国際関係

2020年五輪開催を視野に、姿を変えていく東京の未来(『東京大改造マップ2020』書評)

以前、東京の今後の都市開発について述べた市川宏雄著『山手線に新駅ができる本当の理由』(2013)を紹介しました。この本では、品川・田町間に新設される山手線30番目の駅と、東京最後の大開発と呼ばれる当駅周辺の再開発、そして東京をアジアに名だた...
人口動態・少子高齢化

2027年リニア開通が人口の都市集中をさらに加速させる(『リニアが日本を改造する本当の理由』書評)

日本の未来を予想する上で、人口の都市集中が今後も進むのか、あるいは地方への分散が起こるのかは、個人的に気にしているテーマです。以前紹介した『2100年、人口1/3の日本』では、日本の人口が激減するとともに、過疎化が進み、地方の街が消えていく...
社会・国際関係

東京最後の大開発で、2020年に向け国際都市・東京の躍進は成るのか(『山手線に新駅ができる本当の理由』書評)

2020年のオリンピック東京招致が決まって、経済の活性化が期待されてます。 ところで2020年の東京ではもう1つ大きなニュースがあったりします。それは2020年に品川・田町間に山手線30番目の新駅ができ、一帯が再開発されるという計画。 ...
人口動態・少子高齢化

少子高齢化する日本の人口は、都市に集中するのか、地方に分散していけるのか(『2100年、人口1/3の日本』書評 1/2)

人口の増減を示す「人口動態」は、未来予測において比較的確度の高い予測値とされています。ジョージ・フリードマン著『100年予測』や英エコノミストによる『2050年の世界』など、多くの未来予測本でも人口動態を予測の根拠としていました。 当サイ...
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