五輪エンブレム問題にみる「著作者の人格的利益」の今後

いなたくんへ 佐野研二郎氏の五輪エンブレムを巡る一連の騒動は、エンブレムの取下げということで幕引きとなった。 “今や国民の理解を得られなくなった”?佐野デザインのエンブレム取り下げで五輪組織委・武 […]Continue reading «五輪エンブレム問題にみる「著作者の人格的利益」の今後»

「発見や発明をシェアすること」のインセンティブの歴史と変化(『オープンサイエンス革命』書評)

いなたくんへ Wikipediaサーフィンやばい。 寝る前にちょっと調べものするつもりが、なんかすごいビッグウェーブきてリンクたどりまくってたらってたら寝不足に、という経験は私だけではないはずだ。仕事の調べ物でも重宝して […]Continue reading «「発見や発明をシェアすること」のインセンティブの歴史と変化(『オープンサイエンス革命』書評)»

イノベーション型国家を目指し知財権保護を進める中国と、その影響

中国の李克強首相が、知的財産権保護の重視を唱えています。イタリアでのアジア欧州会議首脳会議の期間中、ミラノ大学での発言です。 中国の李克強首相は16日、知的財産権の保護は、将来の技術革新に不可欠との考えを示した。 同首相 […]Continue reading «イノベーション型国家を目指し知財権保護を進める中国と、その影響»

中国が知的財産権を重視する日は来るのか

中国というと「パクリ」のイメージがありますが、かの国はいまでも模倣大国なのでしょうか。ディズニーランドを丸パクリ リスペクトした石景山遊楽園が注目を浴びて4年近くが経ちます。 【中国パクリ遊園地】石景山遊楽園の着ぐるみ画 […]Continue reading «中国が知的財産権を重視する日は来るのか»

米国IT企業による知財制度に関するロビー活動状況まとめ

日本ではあまり馴染みがありませんが、米国においては、政府の政策を自分の都合の良い方向に変えようと影響を与えるロビー活動が盛んです。 近年においてはIT業界によるロビー活動が目立っており、TIME誌によれば、産業別活動費は […]Continue reading «米国IT企業による知財制度に関するロビー活動状況まとめ»

3Dプリンタと知財制度についての雑感(知財学会2013レポート 2/2)

2013/11/30-12/1の2日間で開催された、日本知財学会・第11回学術研究発表会。前回は政府系知財ファンドに関する発表について紹介しました。 政府系知財ファンドに特許権活用のみちはあるのか(知財学会2013レポー […]Continue reading «3Dプリンタと知財制度についての雑感(知財学会2013レポート 2/2)»

政府系知財ファンドに特許権活用のみちはあるのか(知財学会2013レポート 1/2)

2013/11/30-12/1の2日間で開催されている、日本知財学会・第11回学術研究発表会に行ってきました。発表内容は玉石混淆感が否めませんでしたが、聞けた中でおもしろかったテーマについてレポートします。 まず1つめ。 […]Continue reading «政府系知財ファンドに特許権活用のみちはあるのか(知財学会2013レポート 1/2)»

シリコンバレーの政界進出は、知財制度にも影響を与えるのか

クーリエ・ジャポン2013年11月号で面白い記事が紹介されていました。シリコンバレーの起業家たちが政界に進出を始めているというものです。記事で挙げられていた内容は例えば次のようなもの。 2012年におけるGoogleのロ […]Continue reading «シリコンバレーの政界進出は、知財制度にも影響を与えるのか»

技術のドキュメント化による流通と特許活用(『知財立県』書評)

今回は知財立国ならぬ「知財立県」に奔走された方の一冊を紹介します。タイトルもそのまま。著者は元ホンダの基礎技術研究所所長まで勤められた方で、定年後に国の知財流通事業の一環として埼玉の知財立県に尽力します。 特許の使い道と […]Continue reading «技術のドキュメント化による流通と特許活用(『知財立県』書評)»

知財分業の担い手としてのパテント・トロール、他(『インビジブル・エッジ』書評)

今回は知財戦略を扱った『インビジブル・エッジ』を紹介します。 著者のマーク・ブラキシルとラルフ・エッカートの肩書きはボストン・コンサルティング・グループの知財ストラテジスト。本書巻末の紹介によれば、知財の専門誌「iam」 […]Continue reading «知財分業の担い手としてのパテント・トロール、他(『インビジブル・エッジ』書評)»

パテント・トロールとハードウェア・ベンチャーにより、知的財産権の金融商品化が進む

Googleなどの大企業から特許管理会社まで、特許の売買が盛んになっています。特許のオークションなんかも開かれるようになりました。 特許オークションで稼ぐ(日経BP・知財Awareness,2009/6/2) 知財権が事 […]Continue reading «パテント・トロールとハードウェア・ベンチャーにより、知的財産権の金融商品化が進む»

原告勝訴率を上げてパテント・トロールを生むことで、日本にハードウェア・ベンチャーが育つ

全く今に始まったことではないですが、日本の特許出願件数が急減しています。出願件数で中国が世界一に躍り出たのとは対照的に、日本内国人による出願は往時の40万件から30万件まで下がってしまいました。 我が国における知的財産活 […]Continue reading «原告勝訴率を上げてパテント・トロールを生むことで、日本にハードウェア・ベンチャーが育つ»

メイカー・ムーブメントによるオープン・ハードウェアの普及が、特許制度を終焉させる

3Dプリンタをはじめとするデジタル工作ツールの普及や、オープン・ハードウェアの発達など、ハードウェア開発をめぐる環境が大きく変化しています。クリス・アンダーソン著『MAKERS』(2012)では、こうした「メイカー・ムー […]Continue reading «メイカー・ムーブメントによるオープン・ハードウェアの普及が、特許制度を終焉させる»

メイカー・ムーブメント時代の知財戦略 1/2:侵害対策規定の整備とプラットフォームの役割

IT技術は音楽や映像をはじめとするクリエイティブの世界に「民主化」をもたらしたと言われます。現在はアマチュアでも余暇を使ってプロ級の作品を作って、Youtubeやニコニコ動画といった場に公開できるようになりました。 事業 […]Continue reading «メイカー・ムーブメント時代の知財戦略 1/2:侵害対策規定の整備とプラットフォームの役割»