弦音 なるよ の紹介

弦音なるよです. 3歩あるくと忘れてちゃうので, ここに調べたこと,考えたことをまとめます.

クー!(ソ連のSF映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』が名作すぎた)

いなたくんへ クー!(2年ほど前からある学際系の研究会に参加させていただいていて、そこで出会った先生が別の方と、SF作品の重要性について話されていた。横でなんとなく聞いていると、先生は突如として謎のポーズをとり言い放つ。 […]Continue reading «クー!(ソ連のSF映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』が名作すぎた)»

未来のビジョン・コンセプトまとめ・第6回(2018/1-3)

いなたくんへ 未来に関するビジョンやコンセプトの提示のまとめ。最近の話題から気になるものを挙げてみた。イランの水耕栽培タワーとか、AIが死者の残像をつくる短編マンガとか、未来の航空戦とか、ビジュアライズされるとイメージが […]Continue reading «未来のビジョン・コンセプトまとめ・第6回(2018/1-3)»

リズ・サンダース「Co-Design」の仮説から2044年の知財制度を予想する

いなたくんへ オープン・イノベーションが叫ばれて久しい。巷では「特許で独占ダサいよね」「著作権は自由な創作を邪魔する」といった知財制度不要論がまことしやかに囁かれている。実際にGoogleやTwitterといったシリコン […]Continue reading «リズ・サンダース「Co-Design」の仮説から2044年の知財制度を予想する»

1974年・1996年・2017年の『SEVENTEEN』誌を読み比べてみた

いなたくんへ いまから約20年後の2040年、私たちの生活はどう変わっているだろう。未来を想像するにあたり、1人の女子高生をペルソナとしてその日常を考えてみることにした。 2040年の17歳・鷲尾野ゆずりはの1日を考える […]Continue reading «1974年・1996年・2017年の『SEVENTEEN』誌を読み比べてみた»

Civ4五大国決戦マルチ実況・弦音視点(3)寧夏事件

いなたくんへ 文明シミュレーションゲーム「Civilization4」マルチプレイの実況第3回。前回「青銅器時代」は次のような内容だった。 西方で「マリ」の居住圏を発見した 「青銅器」を発明して奴隷制を採用した 「筆記」 […]Continue reading «Civ4五大国決戦マルチ実況・弦音視点(3)寧夏事件»

未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュースまとめ・第15回(2018/1-3)

いなたくんへ 最近のテクノロジー系ニュースのまとめ。まずはこの3ヶ月で目立った事件を概観する。 イーロン・マスク率いるSpaceXは火星移住に用いる巨大ロケット、ファルコン・ヘビーの打ち上げに成功。ダミー・ペイロードには […]Continue reading «未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュースまとめ・第15回(2018/1-3)»

2040年の17歳・鷲尾野ゆずりはの1日を考える(3)2040年の教育と労働をちょっと掘り下げ

いなたくんへ 未来予測のアプローチの1つとして、ある年代の具体的なペルソナを設定し、その生活レベルで考えることを始めてみた。具体的には、2040年の高校2年生「鷲尾野ゆずりは(17)」の目線でその日常を考えていく。 第1 […]Continue reading «2040年の17歳・鷲尾野ゆずりはの1日を考える(3)2040年の教育と労働をちょっと掘り下げ»

「パクリ大国」「中国スゲー」に続く日本人の対中意識を予想してみる

いなたくんへ 最近の中国がスゴいらしい。報道ベースでみると、無人コンビニやシェア自転車といったイノベーションが生み出され、キャッシュレス化も進むなど、日本より進んだ生活が見える。深センの発展を目の当たりにした26歳の青年 […]Continue reading «「パクリ大国」「中国スゲー」に続く日本人の対中意識を予想してみる»

Civ4五大国決戦マルチ実況・弦音視点(2)青銅器時代

いなたくんへ 文明シミュレーションゲーム「Civilization4」マルチプレイがアツいので実況始めることにした、というのは前回書いた。ブログ『木牛流馬は動かない』の筆者氏とのマルチ実況である。第1回実況記事は以下。 […]Continue reading «Civ4五大国決戦マルチ実況・弦音視点(2)青銅器時代»

「植物の計算資源化」と「緑の東京」はSFか未来予測か(『コルヌトピア』書評)

いなたくんへ 早川書房主宰の新人賞「ハヤカワSFコンテスト」第5回の大賞作が発表されていたので読んでみた。第5回は樋口恭介著『構造素子』と津久井五月著『コルヌトピア』の2作品が受賞。このうち『構造素子』は前回に紹介した。 […]Continue reading «「植物の計算資源化」と「緑の東京」はSFか未来予測か(『コルヌトピア』書評)»

未来のビジョン・コンセプトまとめ・第5回(2017/10-12)

いなたくんへ 未来に関するビジョンやコンセプトの提示のまとめ。前回第4回に続いて気になったものを挙げてみた。 デザインやコンセプトに関してはやっぱり自動車関連が多い。他に近い未来に向けての中国の予想や技術トレンド、そして […]Continue reading «未来のビジョン・コンセプトまとめ・第5回(2017/10-12)»

生命を超えた「物語」の物語(『構造素子』ネタバレ書評)

いなたくんへ 早川書房主宰の新人賞「ハヤカワSFコンテスト」の第5回大賞作が少し前に発表されていたので読んでみた。大賞は樋口恭介著『構造素子』と津久井五月著『コルヌトピア』の2作品。 今回は『構造素子』について。あらすじ […]Continue reading «生命を超えた「物語」の物語(『構造素子』ネタバレ書評)»

コネクティビティが市民にもたらす「第五の権力」は、既存の権力に勝てない(『第五の権力』書評)

いなたくんへ 2010年のジャスミン革命を発端とする一連の民主化運動「アラブの春」は、その背景にSNSなどのネット技術があったことから、インターネットが個人に力を与えることの好例とされた。 Googleの共同創業者エリッ […]Continue reading «コネクティビティが市民にもたらす「第五の権力」は、既存の権力に勝てない(『第五の権力』書評)»

「漫画村」問題にみるプラットフォーマーの責任

いなたくんへ マンガを大量にWebに置きダウンロード可能とするWebサービス「漫画村」が問題視されている。これは著作権法に反する行為であり、運営者は日本在住とみられている。 漫画違法配信サイト「漫画村」の黒幕に迫る(無能 […]Continue reading «「漫画村」問題にみるプラットフォーマーの責任»

2040年の17歳・鷲尾野ゆずりはの1日を考える(2)国際情勢からひも解くアニメ・マンガと政治議論とワルシャワ五輪

いなたくんへ 未来を考えるにあたって、具体的な生活に落とし込んだ予測ってなかなか難しいよね。ということで、2040年の高校2年生「鷲尾野ゆずりは(17)」というペルソナを仮設し、彼女目線で当時のことを考えていく、というプ […]Continue reading «2040年の17歳・鷲尾野ゆずりはの1日を考える(2)国際情勢からひも解くアニメ・マンガと政治議論とワルシャワ五輪»

Civ4五大国決戦マルチ実況・弦音視点(1)先史時代

いなたくんへ このブログでは未来予測や知財をテーマに記事を書いている。んだけど、その設定はちょっとガン無視してゲーム実況はじめたい。Civilization4(通称「Civ4」)という文明シミュレーションゲームがいかんせ […]Continue reading «Civ4五大国決戦マルチ実況・弦音視点(1)先史時代»

2040年:「姥捨て」を経た日本は地域覇権国を目指し、アジアで孤立している

いなたくんへ 未来予測をテーマとするこのブログ。具体的なペルソナを設定して生活レベルで予想しよう、ということで、2040年の17歳女子高生の1日を考えてみることにした。 鷲尾野ゆずりは17歳の1日@2040年を考える(1 […]Continue reading «2040年:「姥捨て」を経た日本は地域覇権国を目指し、アジアで孤立している»

2040年の17歳・鷲尾野ゆずりはの1日を考える(1)プロファイルと検討アイテム整理

いなたくんへ いまから22年後の2040年。その時代の女子高生はどんな1日を生きるだろう。高校生は16歳から18歳だから、現時点ではまだ生まれていない、でもあとちょっとでこの世に生まれる、そんな子供の未来の1日。 このブ […]Continue reading «2040年の17歳・鷲尾野ゆずりはの1日を考える(1)プロファイルと検討アイテム整理»

「変わったもの」が未来に残り、「変わらないもの」は忘れられる(『SF作家に聞く2050年の技術』備忘録)

いなたくんへ 天文歴学者渋川晴海を描いた『天地明察』(2009)で本屋大賞を、『マルドゥック・スクランブル』(2003)で日本SF大賞を受賞した冲方丁が、電子情報通信学会誌の『SF作家が描く未来』なる特集記事でインタビュ […]Continue reading «「変わったもの」が未来に残り、「変わらないもの」は忘れられる(『SF作家に聞く2050年の技術』備忘録)»

未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュースまとめ・第14回(2017/10-12)

いなたくんへ 2017年10月にノーベル賞の発表があり、それぞれ「体内時計を制御する分子メカニズムの発見(医学・生理学賞)」「重力波の検出(物理学賞)」「クライオ電子顕微鏡法の開発(化学賞)」、そしてカズオ・イシグロ氏( […]Continue reading «未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュースまとめ・第14回(2017/10-12)»

搭乗型・憑依型・無人型‥、ヒューマノイド・ロボットの最近の進化まとめ

いなたくんへ 理系大学生と女神さまの日常(といえるのか?)を描いた『ああっ女神さまっ』というマンガがある。その第19巻(1999)では、二足歩行ロボットの実現に苦慮する大学教授が登場する。当、は二足歩行ロボットは確かに夢 […]Continue reading «搭乗型・憑依型・無人型‥、ヒューマノイド・ロボットの最近の進化まとめ»

加工される生命、部品としての生体、無機物との融合

いなたくんへ 21世紀は生物学の世紀とも言われる。以前昆虫をサイボーグ化・ラジコン化する話を知って驚いたけど、バイオ技術はその後も日進月歩で進んでいて、もうなんというか「ヤバい」としか形容できない。だとさすがにボキャブラ […]Continue reading «加工される生命、部品としての生体、無機物との融合»

月の裏側から火星、アルファ・ケンタウリまで、具体化する宇宙開拓計画まとめ

いなたくんへ イーロン・マスクのSpaceXは2017年に18回の打ち上げを成功させた。これにはISSへの物資補給や、新型イリジウム衛星の打ち上げ、ロケット再回収・再打ち上げなど、重要ミッションが含まれている。 予算不足 […]Continue reading «月の裏側から火星、アルファ・ケンタウリまで、具体化する宇宙開拓計画まとめ»

仮想通貨バブル崩壊の先にある、ブロックチェーンの明るい未来

いなたくんへ 仮想通貨がアツい。 2017年1月に約10万円だったビットコイン価格は1年間でみるみる騰がり、11月に100万円を突破、翌12月には200万円に達した。時価総額ではドル、ユーロ、元、円に次いで第5位につけて […]Continue reading «仮想通貨バブル崩壊の先にある、ブロックチェーンの明るい未来»

少子高齢化がもたらす黄昏の時代の、撤退戦を考える(『未来の年表』書評2/2)

いなたくんへ 少子高齢化とか叫ばれてるけど実感わかないよね、ということで各種統計に基づき未来の日本を予想した『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(2017)を読んでみた。本書は2065年までの出来事を年表形式 […]Continue reading «少子高齢化がもたらす黄昏の時代の、撤退戦を考える(『未来の年表』書評2/2)»

人口減少が「当たり前」を崩していく日本の黄昏(『未来の年表』書評1/2)

いなたくんへ これは持論であるが人口は正義だ。 毛沢東はソ連に対して「核戦争やろうぜ!我が国は仮に3億人死んでも3億人生き残るから没問題!」と伝えたとされる。というのは喩えがちょっとアレだけど、世界有数の市場を自前にもっ […]Continue reading «人口減少が「当たり前」を崩していく日本の黄昏(『未来の年表』書評1/2)»

日本の社会システム変革は「出口・入口・場」に注目(『不安な個人、立ちすくむ国家』まとめ)

いなたくんへ 5月に経産省若手による『不安な個人、立ちすくむ国家』というスライドが公開され話題になった。 『不安な個人、立ちすくむ国家』(PDF)(経済産業省次官・若手プロジェクト,2017/5) 本プロジェクトは、20 […]Continue reading «日本の社会システム変革は「出口・入口・場」に注目(『不安な個人、立ちすくむ国家』まとめ)»

人工知能が実現するマルクスの予言:共産主義と技術の時代

いなたくんへ 最近おもしろかったまとめに『いつの時代も、今がサイコー!という話。』があった。『魔王との契約』(1943)などいくつかの小説の紹介で、半世紀後の人からすれば不便極まりない過去でも当時の人にとっては黄金期であ […]Continue reading «人工知能が実現するマルクスの予言:共産主義と技術の時代»

ベーシック・インカムが労働インセンティブを奪わない3つの理由(『ベーシック・インカム入門』書評)

いなたくんへ 人工知能はいずれ人間から仕事を奪うのではないか。昨今の第3次人工知能ブームではそんな懸念が叫ばれて久しいが、『人工知能と経済の未来』(2017)によればその答えは「YES」で、労働者人口は全人口の1割に減り […]Continue reading «ベーシック・インカムが労働インセンティブを奪わない3つの理由(『ベーシック・インカム入門』書評)»

人工知能がもたらす「第2の大分岐」と資本主義の終焉(『人工知能と経済の未来』書評)

いなたくんへ 少し前の話だが、学生をサポートしていたジョージア大学のティーチング・アシスタントが、その正体が人工知能であると1ヶ月間バレずにいたという事件があった。 人工知能は、エンドユーザ向けでは音声アシスタントが普及 […]Continue reading «人工知能がもたらす「第2の大分岐」と資本主義の終焉(『人工知能と経済の未来』書評)»

未来のビジョン・コンセプトまとめ・第4回(2017/4-9)

いなたくんへ 未来についてのビジョンやコンセプトの提示について、最近見かけたトピックの中から、気になったものをまとめてみた。 今回はデザインや技術的なものよりも、未来の社会制度を想像したものも目についた。それぞれ概略を紹 […]Continue reading «未来のビジョン・コンセプトまとめ・第4回(2017/4-9)»

未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュースまとめ・第13回(2017/7-9)

いなたくんへ この3ヵ月では、何度もバブルと叫ばれているビットコインがついにハードフォークを実施、暴落と暴騰を繰り返して騒ぎになった。中国が取引所やICOを規制したり、と思えば情報通信研究院がTrusted Blockc […]Continue reading «未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュースまとめ・第13回(2017/7-9)»

中国の社会信用システム芝麻信用にみる「人工お天道様」の限界と未来

いなたくんへ 中国で先進サービスが生まれるようになっている。例えば先日北海道に上陸したシェア自転車サービス「モバイク」は中国発。さらに最近では無人コンビニなんかも話題になった。 レジ不要のスーパーはAmazonも提唱して […]Continue reading «中国の社会信用システム芝麻信用にみる「人工お天道様」の限界と未来»

最新ニュースに見るモビリティ進化の3つの方向:無人配送チェーン形成・個人化・超高速化

いなたくんへ アウディが新型モデル「A8」を発売する。これはレベル3の機能を搭載した世界初の「自動運転車」だ。 自動運転は現在レベル0を含めて6段階が定義される(最高レベルの「5」が完全自動運転)。A8が搭載するレベル3 […]Continue reading «最新ニュースに見るモビリティ進化の3つの方向:無人配送チェーン形成・個人化・超高速化»

人間能力を拡張する最新テクノロジー系ニュース

いなたくんへ テクノロジーの発達により、サイボーグをはじめとする「拡張された人間」がSFではなくなっている。ウェアラブルを超える「イプランタブル」デバイスや、外骨格技術、あるいは人間のもう少し中身をハックする技術について […]Continue reading «人間能力を拡張する最新テクノロジー系ニュース»

ガートナーのハイプ・サイクルを去年と比べて読んでみた(2017)

いなたくんへ 調査分析会社ガートナーが今年も「先進テクノロジのハイプ・サイクル」を発表した。毎年発表されているもので、注目すべきテクノロジーをそれぞれ「黎明期」「過度な期待のピーク期」「幻滅期」「啓蒙活動期」「生産性の安 […]Continue reading «ガートナーのハイプ・サイクルを去年と比べて読んでみた(2017)»

リメイク失敗の構造的要因と、創作の「定性要素」を模倣できるAIの脅威

いなたくんへ 昨年大ヒットした『君の名は』がJ.J.エイブラムス監督によりハリウッド映画化されるとのことで、Twitterのタイムラインがにぎわっている。エイブラムス監督といえば最近では『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 […]Continue reading «リメイク失敗の構造的要因と、創作の「定性要素」を模倣できるAIの脅威»

「ググってもカス」を生むスケールフリー・ネットワークと民主主義の未来(『グーグル・アマゾン化する社会』書評)

いなたくんへ そのキャッチ―な語感から、「ググってもカス」という言葉が各所で散見されるようになっている。元となる「ググれカス」はGoogle先生が集合知でなんでも教えてくれることから生まれたネットスラングだ。しかし現在で […]Continue reading «「ググってもカス」を生むスケールフリー・ネットワークと民主主義の未来(『グーグル・アマゾン化する社会』書評)»

夏休みだし祖父の戦中写真をカラー化してみた(閑話休題)

いなたくんへ 夏休みと言えば自由研究。この「自由」というのがクセモノで、何の制約ももない中からテーマを決めるのはかえって大変だったりする。作文なんかもそうだよね。お題もなしに「自由に書いてみな」とか一番困る。 でも大人に […]Continue reading «夏休みだし祖父の戦中写真をカラー化してみた(閑話休題)»

未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュースまとめ・第12回(2017/4-6)

いなたくんへ ちょっと遅くなってしまったが、私の観測範囲で見られた最近のテクノロジー系ニュースから、今回も未来に影響のありそうなものをまとめてみる。 この3カ月での出来事では、囲碁で世界トップランクの柯潔に勝利したAlp […]Continue reading «未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュースまとめ・第12回(2017/4-6)»

ビットコインは「虚構」なのか?

いなたくんへ 8/1にビットコインが分裂し、従来型のビットコインと、新たに派生したビットコインキャッシュとに分かれた。この分裂騒動で「仮想通貨バブル」の崩壊を予想する声もあったが、実際にはビットコインをはじめとする仮想通 […]Continue reading «ビットコインは「虚構」なのか?»

移譲される国家機能と、世界を変える金融系社会実験(BI・Bitnation・時間売買市場)

いなたくんへ 学生時代から50円玉を貯めていてる。子どもが大きくなったらどこかに埋めて、宝の地図を作って探させるのが目的だ。けっこう貯まって、1日を50円で売る東大生高野りょーすけさん換算で数万人日くらいにはなった。 懸 […]Continue reading «移譲される国家機能と、世界を変える金融系社会実験(BI・Bitnation・時間売買市場)»

にわかに盛り上がる宇宙基地建設計画と宇宙建築技術

いなたくんへ JAXAが2030年の有人月面探査を目指すと発表。2019年に月に送る無人探査機技術を生かし、月周回軌道上のステーションから月面へと移動するとのこと。いよいよ日本人が月へ。胸の熱くなる展開だ。 日本の飛行士 […]Continue reading «にわかに盛り上がる宇宙基地建設計画と宇宙建築技術»

仮想世界の現実への拡張・侵食がじわじわきてる

いなたくんへ ポケモンGoのリリースから1年。リリース当初ほどではないが人気は現在も継続。そんななか「バーチャル侵入」の罪を問う訴訟が米国で起きていた。 ポケモンGO「バーチャル侵入」訴訟の行方(THE WALL STR […]Continue reading «仮想世界の現実への拡張・侵食がじわじわきてる»

人工知能は子どもの発育の模倣から「心の理論」を獲得し、認知革命に達する

いなたくんへ 私には心がある。 と言って、じゃあ心の存在を証明しろと言われても「我思うゆえに…」としか答えられないけど、でも君は私の心の存在を信じるだろう。それは君が「心の理論」を持つからだ。 「心の理論」とは、「他人も […]Continue reading «人工知能は子どもの発育の模倣から「心の理論」を獲得し、認知革命に達する»

ネットが科学の知見を失わせる「暗黒時代2.0」と、その先のルネッサンス

いなたくんへ 梅雨もたけなわ、大気中の一酸化二水素濃度は依然高水準で推移し、何となくキモチワルイ今日この頃。陽射しの眩しい夏の景色が楽しみ。 日差しと言えば紫外線にはコラーゲンが効くとか。友人が女子会のレストラン選びで「 […]Continue reading «ネットが科学の知見を失わせる「暗黒時代2.0」と、その先のルネッサンス»

「空」思想を具象化する科学と、哲学の予言(『高校生からわかる〈web仏教〉入門』書評)

いなたくんへ 「マクスウェルの悪魔」は19世紀にジェームズ・マクスウェルの思考実験から生まれた。この悪魔は分子の移動を観察でき、速い分子と遅い分子とを選り分けて、温かい空間と冷たい空間とを出現させる。これはエントロピーを […]Continue reading «「空」思想を具象化する科学と、哲学の予言(『高校生からわかる〈web仏教〉入門』書評)»

棋士のAIに対する敗北で、私たちが失うものはあるのか

いなたくんへ 文明シミュレーションゲーム「Civilization4」のマルチプレイがおもしろい。Civ4は太古から現代まで文明を育てていくターン制シミュレーションゲームで、都市の育成のほか外交や戦争といった要素も強い。 […]Continue reading «棋士のAIに対する敗北で、私たちが失うものはあるのか»

ネットは中世以来の心理異常を解消し、ヒトから知を奪う(『ネット・バカ』書評2/2)

いなたくんへ 新しいものは、年配世代から毛嫌いされることも多い。例えばゲームも、今でこそ認知力を高める効果が注目されているものの、ひと昔前は「ゲームなんて」と親にバカにされることがあった。いまは教科書に載る大衆小説も、登 […]Continue reading «ネットは中世以来の心理異常を解消し、ヒトから知を奪う(『ネット・バカ』書評2/2)»

有史後もヒトの脳が進化を続けていたことの傍証(『ネット・バカ』書評1/2)

いなたくんへ むかし、人類は黙読ができなかった。 証拠がある。いまから1600年前の西暦380年、聖アウグスティヌスが、ミラノ司教が声を発さずして本を読むのを目撃して手記に「やべー!」と書いているのだ。手記は、当時は音読 […]Continue reading «有史後もヒトの脳が進化を続けていたことの傍証(『ネット・バカ』書評1/2)»