新テクノロジーと知財

人工知能:第3次

リメイク失敗の構造的要因と、創作の「定性要素」を模倣できるAIの脅威

いなたくんへ 昨年大ヒットした『君の名は』がJ.J.エイブラムス監督によりハリウッド映画化されるとのことで、Twitterのタイムラインがにぎわっている。エイブラムス監督といえば最近では『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を撮ってたり...
「反」知的独占

人工知能が変える知財の世界の未来年表と、発明の共有財産化という結末

いなたくんへ たとえば特許制度が中世ヴェネツィアで「発明」されたときのように、人の想像力というものをいかに国家戦略として活かすのか、文化文明を推し進めるために社会をどうデザインするか、知財制度にはそんな思想が根底にある。 その点で、...
人工知能:第3次

人工知能は弁理士の仕事をどこまで奪えるか

いなたくんへ 人工知能が人の職を奪うと言われて久しい。翻訳はリアルタイムに実現するほど精度高いし、高収入そうな仕事の筆頭たる弁護士も一部業務を人工知能に譲っている。Watsonベースの人工知能「ROSS」は、膨大な法律資料の中から根拠...
「反」知的独占

発明を生む人工知能は特許制度の破壊者となる

いなたくんへ 特許庁が人工知能の採用を考えている。 「年間50万件を超える特許、実用新案、意匠、商標が出願されており、このような膨大な案件を処理するため、(中略)人工知能技術を活用した更なる業務の効率化を検討する」とのこと。特許文献...
新テクノロジーと知財

人工知能が「発明」を生むための3つの限界

いなたくんへ 人工知能のクリエイティブがすごい。人工知能の作劇したミュージカルが公演され、人工知能の書いた小説は星新一賞一次選考を突破し、人工知能の描いた絵の個展が開かれている。こうした事態に政府の対応は早く、人工知能の作った音楽や小...
人工知能:第3次

人工知能の「創作」への進出と、人間だけが創れる「物語」

いなたくんへ 人工知能の進化が加速しており、特に近年目を見張るのは、ディープラーニング等の技術に基づく認識だ。例えば画像の認識では、2012年にエラー率25%程度(絵を見せると4枚に3枚について内容を正答できる)だったのが、2015年...
新テクノロジーと知財

一般化された知財評価とかやっぱり人間には無理なんじゃないか、と思った話

特許をはじめとする知的財産は、企業における重要な資産の1つとされています。にもかかわらず、知的財産を評価するための方法は未発達なのが現状です。 私も知財評価には興味があり色々調べたことがありますが、調べるにつけ、知財評価を一般化して行...
新テクノロジーと知財

危険物・著作物の出力を停止するプログラムで、3Dプリンタの課題を解決できるのか

最近流行りの3Dプリンタ。価格、出力速度、解像度、使用材料など、特徴に合わせて豊富な種類のプリンタが発売されています。 3Dプリンタで問題視されるのが、銃などの危険物や著作権侵害となる物品の、個人による家庭内製造です。 これについて...
テクノロジー

知財権の資産市場化・金融商品化プロセスと、ビッグデータの価値評価(『ビッグデータの正体』書評3/3)

ビッグデータについて体系的にまとめたベストセラー『ビッグデータの正体』。本書では、ビッグデータを使って未来の予測ができること、その社会への影響が論じられていました。 ビッグデータ解析による未来予測を、企業はすでに使い始めた(『ビッグデータ...
知財制度の将来予測

3Dプリンタと知財制度についての雑感(知財学会2013レポート 2/2)

2013/11/30-12/1の2日間で開催された、日本知財学会・第11回学術研究発表会。前回は政府系知財ファンドに関する発表について紹介しました。 政府系知財ファンドに特許権活用のみちはあるのか(知財学会2013レポート 1/2)(20...
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