ベーシック・インカムが労働インセンティブを奪わない3つの理由(『ベーシック・インカム入門』書評)

いなたくんへ 人工知能はいずれ人間から仕事を奪うのではないか。昨今の第3次人工知能ブームではそんな懸念が叫ばれて久しいが、『人工知能と経済の未来』(2017)によればその答えは「YES」で、労働者人口は全人口の1割に減り […]Continue reading «ベーシック・インカムが労働インセンティブを奪わない3つの理由(『ベーシック・インカム入門』書評)»

ネットは中世以来の心理異常を解消し、ヒトから知を奪う(『ネット・バカ』書評2/2)

いなたくんへ 新しいものは、年配世代から毛嫌いされることも多い。例えばゲームも、今でこそ認知力を高める効果が注目されているものの、ひと昔前は「ゲームなんて」と親にバカにされることがあった。いまは教科書に載る大衆小説も、登 […]Continue reading «ネットは中世以来の心理異常を解消し、ヒトから知を奪う(『ネット・バカ』書評2/2)»

テレプレゼンス・ロボットがもたらす問題は、すでに世界の一部で起きている(『サロゲート』ネタバレ感想)

いなたくんへ バーチャル・リアリティの分野の1つにテレプレゼンス、テレイグジスタンスと呼ばれるものがある。遠隔地にあるものをあたかも近くにあるように感じさせ、あるいは遠隔地にいながら操作やコミュニケ-ションを実現する技術 […]Continue reading «テレプレゼンス・ロボットがもたらす問題は、すでに世界の一部で起きている(『サロゲート』ネタバレ感想)»

未来のビジョン・コンセプトまとめ(2016/4-6)

いなたくんへ 少し遡るけど、CES2016でボッシュからコンセプトカーが発表された。特徴はそのコンソールで、全面がタッチスクリーンディスプレイになっており、力覚フィードバックもあるという。自動車の計器のディスプレイ化はす […]Continue reading «未来のビジョン・コンセプトまとめ(2016/4-6)»

理論物理学者が予想する21世紀の科学史(『2100年の科学ライフ』書評1/2)

いなたくんへ 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart3』で西部開拓時代にタイムスリップしたドクは、崖に落ちて死ぬはずだった女性教師クララを助け、歴史を変える。2人の恋を深めるきっかけとなるのはジュール・ヴェルヌ著『 […]Continue reading «理論物理学者が予想する21世紀の科学史(『2100年の科学ライフ』書評1/2)»

楽観的な3つの未来:セクサロイド/超民主主義/ベーシック・インカム

いなたくんへ 月刊誌『クーリエ・ジャポン』がデジタル書籍に移行した。「世界中のニュース記事を集めて紹介する」というコンセプトの雑誌で、世界の出来事を様々な視点でみることができおもしろい。 ただ、紙の雑誌だと買ったら一通り […]Continue reading «楽観的な3つの未来:セクサロイド/超民主主義/ベーシック・インカム»

人工知能によるヒトの馴化が穴居人の時代を終わらせる(『ユートロニカのこちら側』ネタバレ書評2/2)

いなたくんへ 「馴化(じゅんか)」という言葉がある。家畜化とも言われる。たとえば犬は、野生のオオカミが馴化され、人間と住めるように改良されたものだ。 ①生物が高地移動・季節変化などの環境の変化に数日から数週間かけて適応し […]Continue reading «人工知能によるヒトの馴化が穴居人の時代を終わらせる(『ユートロニカのこちら側』ネタバレ書評2/2)»

友だちが現実世界から溶けてゆく(『自分データは自分で使う』書評2/2)

いなたくんへ インターネット以来続く情報爆発を3つの段階に分けると、現在は第2段階末期にあたる。第2段階とは、SNS等の友人ネットワーク上に発信される「周辺情報」が爆発的に増加した時代で、これが終わりに近づいている。 情 […]Continue reading «友だちが現実世界から溶けてゆく(『自分データは自分で使う』書評2/2)»

インターネット以来の情報爆発が3つめの段階を迎る(『自分のデータは自分で使う』書評1/2)

いなたくんへ SNSの軍艦島と言えばmixiだ。私は1年に1度か2度、かつて栄華を誇ったmixiを覗くが、凍りついたマイミクのアイコン群や、古き佳き日々が綴られた最後の日記たちなど、バーチャル廃墟の静寂がいかにも趣き深い […]Continue reading «インターネット以来の情報爆発が3つめの段階を迎る(『自分のデータは自分で使う』書評1/2)»

実現する「夢のビデオ撮影」が世の中にもたらす6つの変化

いなたくんへ 夢のビデオ撮影が実現している。夢とはもちろん、寝ている間に見るアレだ。起きてしばらくすると内容を思い出せないことも多い。 夢の映像化は国債電気通信基礎技術研究所(ATR)による成果で、ミチオ・カク著『フュー […]Continue reading «実現する「夢のビデオ撮影」が世の中にもたらす6つの変化»

2015年に実現する『バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ』のテクノロジー8つの、現在の進捗(実現済み、あるいは間もなく完成)

2015年10月21日まであと10ヶ月あまりになりました。今年の10月21日と言えば、デロリアンを改造したタイムマシンで、Dr.ブラウンがカリフォルニア州ヒルバレーに現れる日付です。マーティ・マクフライ・Jrが犯す犯罪を […]Continue reading «2015年に実現する『バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ』のテクノロジー8つの、現在の進捗(実現済み、あるいは間もなく完成)»

「潤沢のピラミッド」に基づく、テクノロジーが社会と未来に与える影響の可視化(『楽観主義者の未来予測』書評)

人間の欲求を定義したものの1つに、マズローの欲求段階説があります。人間の欲求が生理的欲求から社会的欲求、そして自己実現欲求に昇華されるまでを段階的に分類したものです。 マズローの欲求段階説をテクノロジーに当てはめて整理し […]Continue reading «「潤沢のピラミッド」に基づく、テクノロジーが社会と未来に与える影響の可視化(『楽観主義者の未来予測』書評)»

人工知能は正否、当否、適否の順に判断能力を拡大させ、人間の労働領域はその先にシフトする

2014年も暮れまして、いよいよ2015年が迫ってきました。 さらに30年進んで2045年になると、コンピュータが全人類の知能を超えるようになると予想されています。いわゆる「2045年問題」、あるいは「テクノロジカル・シ […]Continue reading «人工知能は正否、当否、適否の順に判断能力を拡大させ、人間の労働領域はその先にシフトする»

2030年を決定する10の変数、メガトレンドとゲームチェンジャー(『2030年世界はこう変わる』書評1/4)

米国国家情報会議という、CIA内部部門を前身とする、中長期予測を目的とした機関があります。大統領選に合わせて4年に一度、15~20年程度のスパンの将来予測レポートを作成し、大統領や閣僚はこのレポートを元に米国の戦略を考え […]Continue reading «2030年を決定する10の変数、メガトレンドとゲームチェンジャー(『2030年世界はこう変わる』書評1/4)»

「情報技術革命」が次に迎える革新技術は、可処分時間そのものを拡張させる技術になる、という予想

こんなニュースがありました。 日本人が作ったバーチャルアイドル「初音ミク」と握手できるシステムが話題! 海外の声「また日本がやっちまった」「日本人が生まれてきた意味がわかった」(ロケットニュース24,2013/10/2) […]Continue reading «「情報技術革命」が次に迎える革新技術は、可処分時間そのものを拡張させる技術になる、という予想»

ドローン本格普及前夜のまとめ(1/2)-無人飛行機を利用した未来のサービス

「ドローン」と呼ばれる無人航空機の話題を耳にすることが増えてきました。 たとえばAmazonがドローンによる無人配達を目指していたり、あるいは無人のステルス爆撃機が各国で導入され始めていたり。 米国無人偵察機協会の報告書 […]Continue reading «ドローン本格普及前夜のまとめ(1/2)-無人飛行機を利用した未来のサービス»

家電化する兵器(『ロボット兵士の戦争』書評 2/3)

ロボットや無人兵器の現状と影響を書いたP・W・シンガー著『ロボット兵士の戦争』の書評です。本書の中でもおもしろい変化だと思った、民間企業の戦争参入と、非対称戦争の拡大について紹介します。 関連記事はこちらから。 数字で見 […]Continue reading «家電化する兵器(『ロボット兵士の戦争』書評 2/3)»

脅威化する個人と、管理型民主主義へ移行する未来の国家

前回『欧米の国産テロが示唆する、正規戦に替わる未来の思想戦争』では、情報技術により個人が国家の安全保障を脅かす可能性を考えました。 最近ボストン、ロンドン、パリで起きたテロは、同国に国籍を持つ者による「国産テロ」という点 […]Continue reading «脅威化する個人と、管理型民主主義へ移行する未来の国家»

ゲームに最適化されていく世界

近年ゲームの社会的認知度は上がっていて、プロスポーツ化もされてるようです。 エレクトロニック・スポーツ(Electronic sports )は、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ競 […]Continue reading «ゲームに最適化されていく世界»

国際仮想通貨Bitcoinの登場は、国家から権力を奪うか

2009年に発行され、高騰ののち暴落した仮想通貨Bitcoin。現在はちょっと芳しくなさそうですが、こうした国際的仮想通貨の登場は国家という枠組みに少なくない影響を与えるのでは、と考えたので紹介します。 ところでBitc […]Continue reading «国際仮想通貨Bitcoinの登場は、国家から権力を奪うか»