生命を超えた「物語」の物語(『構造素子』ネタバレ書評)

いなたくんへ 早川書房主宰の新人賞「ハヤカワSFコンテスト」の第5回大賞作が少し前に発表されていたので読んでみた。大賞は樋口恭介著『構造素子』と津久井五月著『コルヌトピア』の2作品。 今回は『構造素子』について。あらすじ […]Continue reading «生命を超えた「物語」の物語(『構造素子』ネタバレ書評)»

「漫画村」問題にみるプラットフォーマーの責任

いなたくんへ マンガを大量にWebに置きダウンロード可能とするWebサービス「漫画村」が問題視されている。これは著作権法に反する行為であり、運営者は日本在住とみられている。 漫画違法配信サイト「漫画村」の黒幕に迫る(無能 […]Continue reading «「漫画村」問題にみるプラットフォーマーの責任»

ビットコインは「虚構」なのか?

いなたくんへ 8/1にビットコインが分裂し、従来型のビットコインと、新たに派生したビットコインキャッシュとに分かれた。この分裂騒動で「仮想通貨バブル」の崩壊を予想する声もあったが、実際にはビットコインをはじめとする仮想通 […]Continue reading «ビットコインは「虚構」なのか?»

棋士のAIに対する敗北で、私たちが失うものはあるのか

いなたくんへ 文明シミュレーションゲーム「Civilization4」のマルチプレイがおもしろい。Civ4は太古から現代まで文明を育てていくターン制シミュレーションゲームで、都市の育成のほか外交や戦争といった要素も強い。 […]Continue reading «棋士のAIに対する敗北で、私たちが失うものはあるのか»

私の中国に対する態度について

いなたくんへ 「アジアITなまはげ」とも称されるITライターの山谷さんが、ネット界隈の中国に対する態度について苦言を呈されていた。脅威論だったり、中華クソ論だったり、翻って日本はもうダメ論だったり、中国にまつわる言説は様 […]Continue reading «私の中国に対する態度について»

義務教育に「立法」の授業を

いなたくんへ この夏大ヒットした映画『君の名は。』。違法アップロード動画が多発し、公式アカウントが違法動画の視聴者に対してTwitterで警告する事態となった。 Twitterで『君の名は。』の違法アップロードが多発→公 […]Continue reading «義務教育に「立法」の授業を»

「新しいテクノロジーほど普及が速い」ことはない

いなたくんへ 新しいテクノロジーになるほど、その普及が速くなっているという。 「TECHNOLOGY AT WORK」(Citi GPS,2015)では、テクノロジーがユーザ数5,000万人に達するまでの時間を比較してい […]Continue reading «「新しいテクノロジーほど普及が速い」ことはない»

『イミテーション・ゲーム』と思考するチューリング・マシン

ホーキング博士の半生を描いた『博士と彼女のセオリー』に続いて、映画の感想をもう1つ。コンピュータの父アラン・チューリングによるエニグマ解読を描いた『イミテーション・ゲーム』だ。「暗号」と「コンテクスト」、「チューリング・ […]Continue reading «『イミテーション・ゲーム』と思考するチューリング・マシン»

『博士と彼女のセオリー』と、科学の世界に呼び戻された「神」

ブログのテーマである「未来予測」とは外れるけれど、閑話休題ということで、今回は映画の感想を。スティーブン・ホーキング博士を描いた『博士と彼女のセオリー』(2015)だ。 ホーキング博士は、ブラックホールの特異点定理の発表 […]Continue reading «『博士と彼女のセオリー』と、科学の世界に呼び戻された「神」»

20年、あるいはひと世代を経ることに思う、時間のもたらす変化の大きさについて

新規発明の独占を認める特許権は、多くの国においてその期限を出願から20年としている。発明者はその発明が特許されれば、出願から20年間、その発明を独占できる。一方で、発明しても20年以内にその技術が普及しなかったり、製品化 […]Continue reading «20年、あるいはひと世代を経ることに思う、時間のもたらす変化の大きさについて»

未来予測のためのSF小説

未来予測のためには、SF小説も読まなければ! 今回言いたいことはこの一言だけで、別におススメのSF小説を紹介するとかでは全然ないですすみません。理由は「経営学者のためのSF」で翻訳されている、ノア・スミス氏のブログポスト […]Continue reading «未来予測のためのSF小説»