国際社会の未来

テクノロジー

独立宣言から6年、筋肉質に変貌した中国ITのいま(『中国のITは新型コロナウィルスにどう反撃したのか』書評)

いなたくんへ 今年は新型コロナウィルスの世界的自粛で……とかいう導入は耳タコだよね。本も雑誌もレポートも、何でもかんでも新型コロナで食傷気味の1年だった。 ということで、今回紹介する『中国ITは新型コロナウィルスにどう反撃したの...
中国の未来:国家編

15年で躍進した中国・アジアの賃金推移と、変わらない横浜(JETRO調査資料より)

いなたくんへ 世界の工場と呼ばれ発展してきた中国だけど、賃金の上昇に伴い工場が東南アジアにシフトする傾向にある。というのは6年前の2013年には指摘があって、同様の報道はいまも散見される。これに加えて近年では、アジア地域全体の賃金上昇...
中国の未来:国家編

「パクリ大国」「中国スゲー」に続く日本人の対中意識を予想してみる

いなたくんへ 最近の中国がスゴいらしい。報道ベースでみると、無人コンビニやシェア自転車といったイノベーションが生み出され、キャッシュレス化も進むなど、日本より進んだ生活が見える。深センの発展を目の当たりにした26歳の青年が「日本が中国...
米国・欧州の未来

2040年:「姥捨て」を経た日本は地域覇権国を目指し、アジアで孤立している

いなたくんへ 未来予測をテーマとするこのブログ。具体的なペルソナを設定して生活レベルで予想しよう、ということで、2040年の17歳女子高生の1日を考えてみることにした。 鷲尾野ゆずりは17歳の1日@2040年を考える(1)プロファイ...
情報技術

中国の社会信用システム芝麻信用にみる「人工お天道様」の限界と未来

いなたくんへ 中国で先進サービスが生まれるようになっている。例えば先日北海道に上陸したシェア自転車サービス「モバイク」は中国発。さらに最近では無人コンビニなんかも話題になった。 レジ不要のスーパーはAmazonも提唱していて(そ...
中国の未来:技術編

私の中国に対する態度について

いなたくんへ 「アジアITなまはげ」とも称されるITライターの山谷さんが、ネット界隈の中国に対する態度について苦言を呈されていた。脅威論だったり、中華クソ論だったり、翻って日本はもうダメ論だったり、中国にまつわる言説は様々あれど、実態...
経済・政策・社会環境

21世紀の各国の未来を、算命学にこじつけて占ってみた(中国・アジア・日本編)

いなたくんへ 中国古来の占術「算命学」を使った国家の長期トレンド予測について、いくつかの紹介をしてきた。繰り返しになるけど、算命学とは、国家を10年ごとに5つの時代に分けて、これを1つのサイクルとして扱うものだ。 動乱期...
米国・欧州の未来

21世紀の各国の未来を、算命学にこじつけて占ってみた(ロシア・欧州・米国編)

いなたくんへ 風水では一般に北東方向を「鬼門」とする。鬼門を穢さぬよう、たとえば台所や風呂場などの水場を北東に置くことは忌避される。北東が鬼門とされるのは、陰の方向(西・北)と陽の方向(東・南)の境界に当たるためだ。 実は鬼門は...
情報技術

中国の科学技術力のいまを切り取ってみた(2016/7-9)

いなたくんへ 2011年打ち上げの中国製軌道モジュール「天宮1号」が制御不能に陥った。地球落下の見込みは2017年後半とされるが、何しろ制御不能による予定外の落下であり、いつ落ちるかはその6~7時間前にならないとわからないとか‥。 ...
情報技術

中国からはじまるインターネットの進化の分かれ目(『中国のインターネット史』書評)

チュニジアのジャスミン革命に端を発した「アラブの春」(2010~2012)では、市民間の情報伝達でソーシャルメディアが威力を発揮したとされる。「インターネット革命」「フェイスブック革命」とも呼ばれ、ソーシャルメディアは民主化の武器として大い...
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