2015

テック系ニュースまとめ

未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュース8選・第5回(2015/7-9)1/2

いなたくんへ 3ヶ月毎のテクノロジー系ニュースのまとめもこれで5回目。第1回から1年経つけど、先端テクノロジーなのでいま1年前のニュースを見ても驚かされるものは多い。 未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュース7選・第1回(20...
情報技術

21世紀の石油・パーソナルデータを個人が企業から取り戻す未来(『パーソナルデータの衝撃』書評)

いなたくんへ 少し前に、ゴミに付着したDNAを解析し、ポイ捨て主の顔をデジタル写真に復元して貼り出すという、ちょっと衝撃的なキャンペーンが話題になった。香港のNGOによる。こわい。 ゴミについたDNAから顔を復元、ポイ捨てした人をポ...
知財制度の将来予測

五輪エンブレム問題にみる「著作者の人格的利益」の今後

いなたくんへ 佐野研二郎氏の五輪エンブレムを巡る一連の騒動は、エンブレムの取下げということで幕引きとなった。 "今や国民の理解を得られなくなった"?佐野デザインのエンブレム取り下げで五輪組織委・武藤敏郎事務総長が会見(BLOGOS,...
テクノロジーの未来

テクニウムの自己増殖がもたらす未来(『テクニウム』書評3/3)

テクノロジーとはいったい何か。『テクニウム』(2014)はこの疑問への答えを探るなかで、いくつかの仮説を述べている。 生命を「自己生成可能な情報システム」としてみると、ヒトの次の進化形は「テクニウム」となる イノベーションやテクニウムに...
テクノロジーの未来

テクノロジーの未来予測に「正解」はあるのか(『テクニウム』書評2/3)

いなたくん 生命を「自己生成可能な情報システム」とみたとき、霊長類は8つの遷移を経て、分子から進化してきたことがわかる。この観点でさらに進化を追うと、情報システムとしての生命は言語の発明を介して、「印刷」や「インターネット」を含む「テ...
テクノロジーの未来

生命の進化の系譜はヒトから「テクニウム」へと移る(『テクニウム』書評1/3)

いなたくんへ オーストラリアで、原始的な言語を用いる鳥類が発見されたそうだ。クリボウシオーストラリアマルハシと呼ばれる鳥で、高い社会性で知られ、音の組み合わせでエサやりや飛翔などの意図を伝えるという。英セクスター大とチューリヒ大の発見...
テクノロジー

「発見や発明をシェアすること」のインセンティブの歴史と変化(『オープンサイエンス革命』書評)

いなたくんへ Wikipediaサーフィンやばい。 寝る前にちょっと調べものするつもりが、なんかすごいビッグウェーブきてリンクたどりまくってたらってたら寝不足に、という経験は私だけではないはずだ。仕事の調べ物でも重宝しているだけに、...
テクノロジーの未来

2050年:バイオ産業の他分野への波及と、ムーアの法則が生む人を超えるAI(『2050年の世界』まとめ 3/3)

英エコノミスト誌による未来予測をまとめた『2050年の世界』(2012)。例えば人口動態など様々な要素から各国の成長を予想し、それにより出現する未来の国際社会を描いている。 2050年:新興国は人口ボーナスの恩恵を受けられるのか(『205...
米国・欧州の未来

2050年:軍事的優位を脅かされる米国、第2列島線が戦略目標の中国(『2050年の世界』まとめ 2/3)

英エコノミスト誌による未来予測をまとめた『2050年の世界』(2012)。本書は社会、政治、文化、テクノロジーなど20のテーマについて、2050年の世界の様子を紹介している。 例えば本書は今後の人口の増減に基づき、世界の国と地域を3つ...
社会・国際関係

2050年:新興国は人口ボーナスの恩恵を受けられるのか(『2050年の世界』まとめ1/3)

国際政治と経済を中心に扱い、世界で読まれている老舗の週刊新聞『The Economist』。本誌は2050年という長いスパンでの未来を予測しており、これをまとめたのが『2050年の世界-英「エコノミスト」誌は予測する』(2012)だ。本書で...
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