弦音 なるよ

テクノロジーの未来

人工知能は正否、当否、適否の順に判断能力を拡大させ、人間の労働領域はその先にシフトする

2014年も暮れまして、いよいよ2015年が迫ってきました。 さらに30年進んで2045年になると、コンピュータが全人類の知能を超えるようになると予想されています。いわゆる「2045年問題」、あるいは「テクノロジカル・シンギュラリティ(技...
新テクノロジーと知財

一般化された知財評価とかやっぱり人間には無理なんじゃないか、と思った話

特許をはじめとする知的財産は、企業における重要な資産の1つとされています。にもかかわらず、知的財産を評価するための方法は未発達なのが現状です。 私も知財評価には興味があり色々調べたことがありますが、調べるにつけ、知財評価を一般化して行...
知財制度の将来予測

イノベーション型国家を目指し知財権保護を進める中国と、その影響

中国の李克強首相が、知的財産権保護の重視を唱えています。イタリアでのアジア欧州会議首脳会議の期間中、ミラノ大学での発言です。 中国の李克強首相は16日、知的財産権の保護は、将来の技術革新に不可欠との考えを示した。 同首相は「知的...
知財制度の将来予測

中国が知的財産権を重視する日は来るのか

中国というと「パクリ」のイメージがありますが、かの国はいまでも模倣大国なのでしょうか。ディズニーランドを丸パクリ リスペクトした石景山遊楽園が注目を浴びて4年近くが経ちます。 【中国パクリ遊園地】石景山遊楽園の着ぐるみ画像(NAVERまと...
テック系ニュースまとめ

未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュース7選・第1回(2014年7~9月)

日進月歩とはよく言ったもので、科学技術研究の成果は1日また1日と日を経る毎に、着実に前へ進んでいるようです。 今回、2014年7月から9月のテクノロジー系ニュースをピックアップしてみました。改めて俯瞰すると、この3ヶ月だけでも実に色々なこ...
中国の未来:技術編

結局のところ中国の科学技術力はすごいのかすごくないのか(『科学技術大国中国』書評)

2013年公開の『ゼロ・グラビティ』という映画があります。サンドラ・ブロック演じる宇宙飛行士が宇宙で望遠鏡を修理中、事故に見舞われ、国際宇宙ステーションが崩壊して漂流するという筋書きで、アカデミー賞7部門受賞です。3D上映では、3Dの使い道...
経済・政策・社会環境

2030年、経済的地位低下が決定的な日本は、生き残れるのか(『2030年世界はこう変わる』書評4/4)

米国大統領や閣僚に向けてレポートされる、米国国家情報会議による未来予測をまとめた『2030年世界はこう変わる』(2013)。本書は4つのメガトレンド6つのゲームチェンジャーという因子を通して、今後の世界がどう変わりうるのか説明します。 2...
米国・欧州の未来

2030年、民主化に成功した中国は世界の秩序を書き換えられるか(『2030年世界はこう変わる』書評3/4)

米国大統領や閣僚に向けてレポートされる、米国国家情報会議による未来予測をまとめた『2030年世界はこう変わる』(2013)。本書は4つのメガトレンド6つのゲームチェンジャーという、今後の世界に影響を与える10の因子を説明します。またゲームチ...
テクノロジーの未来

2030年、世界のかたちを作りかえる4つの技術革新(『2030年世界はこう変わる』書評2/4)

米国大統領や閣僚に向けてレポートされる、米国国家情報会議による未来予測をまとめた『2030年世界はこう変わる』(2013)。本書は「世界の今後を占う上で無視できない4つのメガトレンド」と、「構造的な変化ではないが国際社会の流れを大きく変えう...
次にくる「時代」

2030年を決定する10の変数、メガトレンドとゲームチェンジャー(『2030年世界はこう変わる』書評1/4)

米国国家情報会議という、CIA内部部門を前身とする、中長期予測を目的とした機関があります。大統領選に合わせて4年に一度、15~20年程度のスパンの将来予測レポートを作成し、大統領や閣僚はこのレポートを元に米国の戦略を考えます。 レポートは...
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