2016

人類史の変遷

算命学に基づき4ヵ国1組織の栄枯盛衰を確かめてみた(日米編)

いなたくんへ 算命学に基づく国家のトレンド予測がおもしろい。算命学は月日の干支をもとに人の運命を占う占星術で、中国ではこれを国家の将来予測に活用してきた。占いというと胡散臭いけど、長い歴史における国々の栄枯盛衰から経験的に導き出された...
経済・政策・社会環境

算命学と景気循環から予想される日本の黄金期(『一生お金に困らない「未来予測」の技術』書評)

いなたくんへ 瀋陽を旅したとき、路上の辻占いに看てもらったことがある。 氏名と生年月日・産まれた時間だけ訊かれ、伝えると路上で竹の棒(筮竹というらしい)をジャラジャラとほぐし始める。当たるも八卦あたらぬも八卦、のあの八卦占いだ。鑑定...
小説

人工知能が感情・自我を獲得するためのステップ(『未来の二つの顔』ネタバレ書評)

いなたくんへ 誰も宣言しないけど、人工知能はもうチューリングテストをクリアしたという理解でよいのかな。ジョージア工科大学のアシスタント講師ジル・ワトソンは5カ月にわたり業務をこなしたけど、彼女の正体がIBM製の人工知能であることは最後...
定点観測

未来のビジョン・コンセプトまとめ(2016/4-6)

いなたくんへ 少し遡るけど、CES2016でボッシュからコンセプトカーが発表された。特徴はそのコンソールで、全面がタッチスクリーンディスプレイになっており、力覚フィードバックもあるという。自動車の計器のディスプレイ化はすでに進んでいる...
テック系ニュースまとめ

未来の世界に影響を与えるテクノロジー系ニュースまとめ・第8回(2016/4-6)

いなたくんへ 地球の衛星が、月に加えてもう1つ発見された。「2016 HO3」と名付けられたそれは地球から約1450万~3860万キロの位置にあり、地球と似た軌道で太陽を公転しているという。大きさは幅40~100メートルほどと小さく、...
人工知能:第3次

人工知能は弁理士の仕事をどこまで奪えるか

いなたくんへ 人工知能が人の職を奪うと言われて久しい。翻訳はリアルタイムに実現するほど精度高いし、高収入そうな仕事の筆頭たる弁護士も一部業務を人工知能に譲っている。Watsonベースの人工知能「ROSS」は、膨大な法律資料の中から根拠...
次にくる「時代」

「第4の波」「完璧な資本主義」「穴居人の原理」に基づき予想される未来の社会(『2100年の科学ライフ』備忘録として)

いなたくんへ ミチオ・カク著『2100年の科学ライフ』(2012)を紹介した。本書は理論物理学者である著者が300人以上の科学者にインタービューを行い、各技術分野における2100年までの展望を、近い未来、世紀の半ば、世紀の終わりの3つ...
テクノロジーの未来

人工知能の「パターン認識」克服が早めた未来(『2100年の科学ライフ』書評2/2)

いなたくんへ 「コンピュータは売れても世界全体で5台だろう」とは、1943年のIBM社長トーマス・ワトソンの言葉だ。遡る1903年には、ニューヨーク・タイムズ誌が「実際に空を飛べる機械」の登場に百万年はかかると予想している。いずれもハ...
テクノロジーの未来

理論物理学者が予想する21世紀の科学史(『2100年の科学ライフ』書評1/2)

いなたくんへ 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart3』で西部開拓時代にタイムスリップしたドクは、崖に落ちて死ぬはずだった女性教師クララを助け、歴史を変える。2人の恋を深めるきっかけとなるのはジュール・ヴェルヌ著『月世界旅行』だ...
「反」知的独占

発明を生む人工知能は特許制度の破壊者となる

いなたくんへ 特許庁が人工知能の採用を考えている。 「年間50万件を超える特許、実用新案、意匠、商標が出願されており、このような膨大な案件を処理するため、(中略)人工知能技術を活用した更なる業務の効率化を検討する」とのこと。特許文献...
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