2014

テクノロジーの未来

2030年、世界のかたちを作りかえる4つの技術革新(『2030年世界はこう変わる』書評2/4)

米国大統領や閣僚に向けてレポートされる、米国国家情報会議による未来予測をまとめた『2030年世界はこう変わる』(2013)。本書は「世界の今後を占う上で無視できない4つのメガトレンド」と、「構造的な変化ではないが国際社会の流れを大きく変えう...
次にくる「時代」

2030年を決定する10の変数、メガトレンドとゲームチェンジャー(『2030年世界はこう変わる』書評1/4)

米国国家情報会議という、CIA内部部門を前身とする、中長期予測を目的とした機関があります。大統領選に合わせて4年に一度、15~20年程度のスパンの将来予測レポートを作成し、大統領や閣僚はこのレポートを元に米国の戦略を考えます。 レポートは...
テクノロジーの未来

世界で激化するサイバー攻撃は、すでに兵器として実戦投入されている(『サイバークライム』書評)

「ハッキング」「事件」でGoogle検索すると、PlayStation Network個人情報流出事件のwikipediaが一番最初に出てきました(2014/8/11時点)。アノニマスによる2011年のこの事件以来、多くのハッキング事件が起...
社会・国際関係

新興国ビジネスのイノベーションは、インドからはじまる(『バンガロールにいれば世界の動きがよく見える』書評)

インドのIT産業はGDP比で約8%を占め(2013年)、今や国をけん引する産業に育っています。インドのIT産業は第3の都市バンガロールに集中していて、多くのグローバル企業も拠点を置いています。JETROがまとめた「アジア・オセアニア主要都市...
社会・国際関係

2020年五輪開催を視野に、姿を変えていく東京の未来(『東京大改造マップ2020』書評)

以前、東京の今後の都市開発について述べた市川宏雄著『山手線に新駅ができる本当の理由』(2013)を紹介しました。この本では、品川・田町間に新設される山手線30番目の駅と、東京最後の大開発と呼ばれる当駅周辺の再開発、そして東京をアジアに名だた...
オープン化と知財

テスラ・モーターズはなぜ特許をオープン化できるのか、4つの仮説

電気自動車のパイオニアであるテスラ・モーターズが、自社の特許技術を開放し、自らは権利行使に用いない旨を発表しました。 米テスラ、特許を公開へ―技術促進目指し(ウォールストリート・ジャーナル日本版,20134/6/13) 米テスラ、特許を...
テクノロジーの未来

「情報技術革命」が次に迎える革新技術は、可処分時間そのものを拡張させる技術になる、という予想

こんなニュースがありました。 日本人が作ったバーチャルアイドル「初音ミク」と握手できるシステムが話題! 海外の声「また日本がやっちまった」「日本人が生まれてきた意味がわかった」(ロケットニュース24,2013/10/2) 超ボカロキャラ...
新テクノロジーと知財

危険物・著作物の出力を停止するプログラムで、3Dプリンタの課題を解決できるのか

最近流行りの3Dプリンタ。価格、出力速度、解像度、使用材料など、特徴に合わせて豊富な種類のプリンタが発売されています。 3Dプリンタで問題視されるのが、銃などの危険物や著作権侵害となる物品の、個人による家庭内製造です。 これについて...
テクノロジーの未来

無人航空機「ドローン」を巡る未来の戦術(3Dプリンタとハッキング)

無人航空機「ドローン」に関して、無人配送や農業利用といったサービスへの利用や、軍事目的で開発されている機種の紹介をしました。ドローンの利用は各方面からアプローチが進められており、将来のどのように世の中を変えていくのか楽しみです。 ドローン...
テクノロジーの未来

ドローン本格普及前夜のまとめ(2/2)-無人航空兵器がもたらす未来の戦場

昨今存在感を増しつつある無人航空機「ドローン」について、配送や農業、通信インフラへの利用といった、現在の導入状況を紹介しました。 ドローン本格普及前夜のまとめ(1/2)-無人飛行機を利用した未来のサービス(2014/4/27) ハー...
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