未来社会のカタチ

次にくる「時代」

宗教の時代・国家の時代・経済の時代に続く、第4の時代への転換が始まっている(2/2)(『先端技術のゆくえ』書評)

前回に引き続き坂本賢三著『先端技術の行方』の紹介です。前回は著者の述べる4つの時代のうち、「宗教(神)の時代」「政治(国家)の時代」そして現代である「経済(企業)の時代」がそれぞれどんなものだったのか紹介しました。 「宗教の時代」「国家の...
未来社会のカタチ

個人にシフトしつつあるメディアの力は、再び組織に統合される(『MEDIA MAKERS』書評)

デジタルメディアの現状を解説した『MEDIA MAKERS』を読みました。著者はリクルートでR25の創設に携わられた方。R25的な「普段感じるちょっとした疑問」や「痒いところに手が届く知識」って、創刊当時はなかなか他で読めなくて、私もお世話...
テクノロジー

ロボット・無人兵器がもたらす4つの変化(『ロボット兵士の戦争』書評 3/3)

P・W・シンガー著『ロボット兵士の戦争』で書かれる、ロボットや無人兵器の登場がもたらす影響について、いくつか紹介しました。 数字で見るロボット・無人兵器の普及状況(『ロボット兵士の戦争』書評 1/3) 家電化する兵器(『ロボット兵士の戦...
未来社会のカタチ

家電化する兵器(『ロボット兵士の戦争』書評 2/3)

ロボットや無人兵器の現状と影響を書いたP・W・シンガー著『ロボット兵士の戦争』の書評です。本書の中でもおもしろい変化だと思った、民間企業の戦争参入と、非対称戦争の拡大について紹介します。 関連記事はこちらから。 数字で...
未来社会のカタチ

脅威化する個人と、管理型民主主義へ移行する未来の国家

前回『欧米の国産テロが示唆する、正規戦に替わる未来の思想戦争』では、情報技術により個人が国家の安全保障を脅かす可能性を考えました。 最近ボストン、ロンドン、パリで起きたテロは、同国に国籍を持つ者による「国産テロ」という点で共通します。イン...
未来社会のカタチ

ゲームに最適化されていく世界

近年ゲームの社会的認知度は上がっていて、プロスポーツ化もされてるようです。 エレクトロニック・スポーツ(Electronic sports )は、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ競技として捉...
未来社会のカタチ

国際仮想通貨Bitcoinの登場は、国家から権力を奪うか

2009年に発行され、高騰ののち暴落した仮想通貨Bitcoin。現在はちょっと芳しくなさそうですが、こうした国際的仮想通貨の登場は国家という枠組みに少なくない影響を与えるのでは、と考えたので紹介します。 ところでBitcoinて日本人が運...
米国・欧州の未来

人口増加率から予想する21世紀の戦争発生リスク国(再掲)

人口の増減は、経済力をはじめとした国の国力を左右する重要な要素の1つです。この人口動態について、シンガポール元首相リー・クアンユーが、日本の戦争と平和に結びつけた論考を提示していました。 日本が平和国家であり続ける理由 リー・クアンユー・...
新興国の未来

人口増加率からみる21世紀の戦争発生リスク国(中国とアフリカ)

将来予測をする上で、人口の推移は大きく外れることのない数字だとされています。 この人口動態を戦争と平和に結びつけて論じた記事がおもしろかったので紹介します。 日本が平和国家であり続ける理由 リー・クアンユー・シンガポール元首相 (日本...
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