弦音 なるよ

テクノロジーの未来

世界で激化するサイバー攻撃は、すでに兵器として実戦投入されている(『サイバークライム』書評)

「ハッキング」「事件」でGoogle検索すると、PlayStation Network個人情報流出事件のwikipediaが一番最初に出てきました(2014/8/11時点)。アノニマスによる2011年のこの事件以来、多くのハッキング事件が起...
社会・国際関係

新興国ビジネスのイノベーションは、インドからはじまる(『バンガロールにいれば世界の動きがよく見える』書評)

インドのIT産業はGDP比で約8%を占め(2013年)、今や国をけん引する産業に育っています。インドのIT産業は第3の都市バンガロールに集中していて、多くのグローバル企業も拠点を置いています。JETROがまとめた「アジア・オセアニア主要都市...
社会・国際関係

2020年五輪開催を視野に、姿を変えていく東京の未来(『東京大改造マップ2020』書評)

以前、東京の今後の都市開発について述べた市川宏雄著『山手線に新駅ができる本当の理由』(2013)を紹介しました。この本では、品川・田町間に新設される山手線30番目の駅と、東京最後の大開発と呼ばれる当駅周辺の再開発、そして東京をアジアに名だた...
オープン化と知財

テスラ・モーターズはなぜ特許をオープン化できるのか、4つの仮説

電気自動車のパイオニアであるテスラ・モーターズが、自社の特許技術を開放し、自らは権利行使に用いない旨を発表しました。 米テスラ、特許を公開へ―技術促進目指し(ウォールストリート・ジャーナル日本版,20134/6/13) 米テスラ、特許を...
テクノロジーの未来

「情報技術革命」が次に迎える革新技術は、可処分時間そのものを拡張させる技術になる、という予想

こんなニュースがありました。 日本人が作ったバーチャルアイドル「初音ミク」と握手できるシステムが話題! 海外の声「また日本がやっちまった」「日本人が生まれてきた意味がわかった」(ロケットニュース24,2013/10/2) 超ボカロキャラ...
新テクノロジーと知財

危険物・著作物の出力を停止するプログラムで、3Dプリンタの課題を解決できるのか

最近流行りの3Dプリンタ。価格、出力速度、解像度、使用材料など、特徴に合わせて豊富な種類のプリンタが発売されています。 3Dプリンタで問題視されるのが、銃などの危険物や著作権侵害となる物品の、個人による家庭内製造です。 これについて...
テクノロジーの未来

無人航空機「ドローン」を巡る未来の戦術(3Dプリンタとハッキング)

無人航空機「ドローン」に関して、無人配送や農業利用といったサービスへの利用や、軍事目的で開発されている機種の紹介をしました。ドローンの利用は各方面からアプローチが進められており、将来のどのように世の中を変えていくのか楽しみです。 ドローン...
テクノロジーの未来

ドローン本格普及前夜のまとめ(2/2)-無人航空兵器がもたらす未来の戦場

昨今存在感を増しつつある無人航空機「ドローン」について、配送や農業、通信インフラへの利用といった、現在の導入状況を紹介しました。 ドローン本格普及前夜のまとめ(1/2)-無人飛行機を利用した未来のサービス(2014/4/27) ハー...
知財制度の将来予測

米国IT企業による知財制度に関するロビー活動状況まとめ

日本ではあまり馴染みがありませんが、米国においては、政府の政策を自分の都合の良い方向に変えようと影響を与えるロビー活動が盛んです。 近年においてはIT業界によるロビー活動が目立っており、TIME誌によれば、産業別活動費はオイル・ガス業界に...
人口動態・少子高齢化

「2060年・日本の総人口1億人維持」の政策がもたらす、将来予測への影響

政府が50年後の日本の総人口1億人維持を目標とする、という日経新聞の報道が私の中でかなり話題になっています。 未来予測において、人口動態は信頼性が高いとされる数値であり、この予測値が変わるとその他の予測にも影響を与える可能性があるためです...
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