日本の未来

社会・国際関係

2020年五輪開催を視野に、姿を変えていく東京の未来(『東京大改造マップ2020』書評)

以前、東京の今後の都市開発について述べた市川宏雄著『山手線に新駅ができる本当の理由』(2013)を紹介しました。この本では、品川・田町間に新設される山手線30番目の駅と、東京最後の大開発と呼ばれる当駅周辺の再開発、そして東京をアジアに名だた...
人口動態・少子高齢化

「2060年・日本の総人口1億人維持」の政策がもたらす、将来予測への影響

政府が50年後の日本の総人口1億人維持を目標とする、という日経新聞の報道が私の中でかなり話題になっています。 未来予測において、人口動態は信頼性が高いとされる数値であり、この予測値が変わるとその他の予測にも影響を与える可能性があるためです...
米国・欧州の未来

2050年、日本はトルコと同盟して再びアメリカに戦争を仕掛ける(『100年予測』書評 4/4)

地政学に基づき21世紀の100年間における国際関係を予測した『100年予測』。米国の民間情報機関ストラトフォーにより2009年に発行された一冊です。本書では、ロシアの勢力拡大と2020年代における崩壊、その影響を受けたトルコとポーランドの大...
人口動態・少子高齢化

2027年リニア開通が人口の都市集中をさらに加速させる(『リニアが日本を改造する本当の理由』書評)

日本の未来を予想する上で、人口の都市集中が今後も進むのか、あるいは地方への分散が起こるのかは、個人的に気にしているテーマです。以前紹介した『2100年、人口1/3の日本』では、日本の人口が激減するとともに、過疎化が進み、地方の街が消えていく...
経済・政策・社会環境

政策は文化の切り売りでなく、文化が生まれる環境づくりを(他国都市に対する東京の魅力・追記)

2020年の山手線新駅完成や、東京の都市政策について解説した『山手線に新駅ができる本当の理由』。本書で述べられていたことの紹介と、東京の他国の都市に対する魅力について記事を載せました。 例えば東京は欧米の若者に対する調査で「世界一クリエイ...
社会・国際関係

東京最後の大開発で、2020年に向け国際都市・東京の躍進は成るのか(『山手線に新駅ができる本当の理由』書評)

2020年のオリンピック東京招致が決まって、経済の活性化が期待されてます。 ところで2020年の東京ではもう1つ大きなニュースがあったりします。それは2020年に品川・田町間に山手線30番目の新駅ができ、一帯が再開発されるという計画。 ...
人口動態・少子高齢化

ハードウェアにおけるIT革命は日本を人口減少から救うか(『2100年、人口1/3の日本』書評 2/2)

21世紀の日本の人口動態として、2055年に8993万人(中位推計)、2105年に4459万人(参考値)というちょっと衝撃的な数字を紹介していた『2100年、人口1/3の日本』。人が減っていくと日本はどのように変わるのか、という未来予想図が...
人口動態・少子高齢化

少子高齢化する日本の人口は、都市に集中するのか、地方に分散していけるのか(『2100年、人口1/3の日本』書評 1/2)

人口の増減を示す「人口動態」は、未来予測において比較的確度の高い予測値とされています。ジョージ・フリードマン著『100年予測』や英エコノミストによる『2050年の世界』など、多くの未来予測本でも人口動態を予測の根拠としていました。 当サイ...
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