書評

米国・欧州の未来

2030年、民主化に成功した中国は世界の秩序を書き換えられるか(『2030年世界はこう変わる』書評3/4)

米国大統領や閣僚に向けてレポートされる、米国国家情報会議による未来予測をまとめた『2030年世界はこう変わる』(2013)。本書は4つのメガトレンド6つのゲームチェンジャーという、今後の世界に影響を与える10の因子を説明します。またゲームチ...
テクノロジーの未来

2030年、世界のかたちを作りかえる4つの技術革新(『2030年世界はこう変わる』書評2/4)

米国大統領や閣僚に向けてレポートされる、米国国家情報会議による未来予測をまとめた『2030年世界はこう変わる』(2013)。本書は「世界の今後を占う上で無視できない4つのメガトレンド」と、「構造的な変化ではないが国際社会の流れを大きく変えう...
次にくる「時代」

2030年を決定する10の変数、メガトレンドとゲームチェンジャー(『2030年世界はこう変わる』書評1/4)

米国国家情報会議という、CIA内部部門を前身とする、中長期予測を目的とした機関があります。大統領選に合わせて4年に一度、15~20年程度のスパンの将来予測レポートを作成し、大統領や閣僚はこのレポートを元に米国の戦略を考えます。 レポートは...
テクノロジーの未来

世界で激化するサイバー攻撃は、すでに兵器として実戦投入されている(『サイバークライム』書評)

「ハッキング」「事件」でGoogle検索すると、PlayStation Network個人情報流出事件のwikipediaが一番最初に出てきました(2014/8/11時点)。アノニマスによる2011年のこの事件以来、多くのハッキング事件が起...
社会・国際関係

新興国ビジネスのイノベーションは、インドからはじまる(『バンガロールにいれば世界の動きがよく見える』書評)

インドのIT産業はGDP比で約8%を占め(2013年)、今や国をけん引する産業に育っています。インドのIT産業は第3の都市バンガロールに集中していて、多くのグローバル企業も拠点を置いています。JETROがまとめた「アジア・オセアニア主要都市...
社会・国際関係

2020年五輪開催を視野に、姿を変えていく東京の未来(『東京大改造マップ2020』書評)

以前、東京の今後の都市開発について述べた市川宏雄著『山手線に新駅ができる本当の理由』(2013)を紹介しました。この本では、品川・田町間に新設される山手線30番目の駅と、東京最後の大開発と呼ばれる当駅周辺の再開発、そして東京をアジアに名だた...
米国・欧州の未来

2050年、日本はトルコと同盟して再びアメリカに戦争を仕掛ける(『100年予測』書評 4/4)

地政学に基づき21世紀の100年間における国際関係を予測した『100年予測』。米国の民間情報機関ストラトフォーにより2009年に発行された一冊です。本書では、ロシアの勢力拡大と2020年代における崩壊、その影響を受けたトルコとポーランドの大...
米国・欧州の未来

2030年、トルコとポーランドが大国化してロシア崩壊の跡に起つ(『100年予測』書評 3/4)

地政学に基づき21世紀の国際関係を予想したジョージ・フリードマン著『100年予測』(2009年)。本書は2つの大国、ロシアと中国について、それぞれ2020年代までに崩壊・分裂すると予想しました。 ウクライナを奪取したロシアは再び米国との冷...
中国の未来:国家編

2020年、中国は分裂して三国志時代を迎える(『100年予測』書評2/4)

地政学に基づき21世紀の国際関係を予想した、ジョージ・フリードマン著『100年予測』(2009年)。本書で述べられる21世紀の重大イベントの1つが、ロシアの崩壊です。 ロシアは2010年代半ばに、ウクライナをはじめとする周辺国を勢力圏に治...
米国・欧州の未来

ウクライナを奪取したロシアは再び米国との冷戦に陥り、2020年に自壊する(『100年予測』書評1/4)

ウクライナ情勢が緊迫しているようです。 ロシア系住民がロシアへの復帰を求めてデモを行い、首都キエフは世紀末状態に。さらにはロシア軍がクリミアへ軍事侵攻を始めたという噂も。 【世紀末】 ウクライナのデモが凄いことになってる  まるでゲーム...
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