国際社会の未来

中国の未来:国家編

2020年、中国は分裂して三国志時代を迎える(『100年予測』書評2/4)

地政学に基づき21世紀の国際関係を予想した、ジョージ・フリードマン著『100年予測』(2009年)。本書で述べられる21世紀の重大イベントの1つが、ロシアの崩壊です。 ロシアは2010年代半ばに、ウクライナをはじめとする周辺国を勢力圏に治...
中国の未来:国家編

2020年以降、中国海軍は主要大国の水準に達し、本格的に列島線の突破を目指す

地政学に基づき21世紀の国家間関係を予想したジョージ・フリードマン著『100年予測』。2009年の本ですが、2014年のロシアによるウクライナ介入の示唆をはじめ、気になる未来予測がされていたことは紹介しました。 ウクライナを奪取したロシア...
米国・欧州の未来

ウクライナを奪取したロシアは再び米国との冷戦に陥り、2020年に自壊する(『100年予測』書評1/4)

ウクライナ情勢が緊迫しているようです。 ロシア系住民がロシアへの復帰を求めてデモを行い、首都キエフは世紀末状態に。さらにはロシア軍がクリミアへ軍事侵攻を始めたという噂も。 【世紀末】 ウクライナのデモが凄いことになってる  まるでゲーム...
中国の未来:国家編

中国・アジアの賃金比較と10年間の推移(JETRO調査資料より)

世界の工場と呼ばれ発展してきた中国ですが、賃金の上昇に伴い、工場が東南アジアにシフトする傾向にあるようです。 活況に沸くカンボジア製造業 中国の賃金上昇で外資が相次ぎ工場移転 (JPBRESS,2013/1/9) もっとも一口に東...
中国の未来:技術編

「世界の工場」に進む周辺国への分業化

2000年代には「世界の工場」と呼ばれた中国ですが、その役割は中国国外へと移り始めているようです。日本総研による『中国市場の開拓・確保にASEANを活用する』(2012;PDF)が面白かったので紹介します。 グラビティ効果で今後はAS...
米国・欧州の未来

人口増加率から予想する21世紀の戦争発生リスク国(再掲)

人口の増減は、経済力をはじめとした国の国力を左右する重要な要素の1つです。この人口動態について、シンガポール元首相リー・クアンユーが、日本の戦争と平和に結びつけた論考を提示していました。 日本が平和国家であり続ける理由 リー・クアンユー・...
新興国の未来

人口増加率からみる21世紀の戦争発生リスク国(中国とアフリカ)

将来予測をする上で、人口の推移は大きく外れることのない数字だとされています。 この人口動態を戦争と平和に結びつけて論じた記事がおもしろかったので紹介します。 日本が平和国家であり続ける理由 リー・クアンユー・シンガポール元首相 (日本...
テクノロジーの未来

宇宙開発はいま何がアツいのか?(2/4) -中国の台頭で競争が進むか?

宇宙開発の歴史と言えば、米ソ冷戦に端を発する軍拡競争。資源開発以上に切実な目的と言えそうです。 ロボット利用やサイバー戦争など、未来における戦争のカタチはいくつかありますが、高々度も1つのジャンルになるでしょう。古くはスターウォーズ計画も...
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