弦音 なるよ

知財制度の将来予測

知財業界での夢と希望、あるいは逃避と絶望

いなたくんへ 最近、知財業界の人と外から関わる機会があったんだけど、なんというか、すごく頼もしいんだよね。困りごとに対して、その専門性に基づく的確な助言をくれて、ありがたみが凄まじい。同時に、自分は果たしてあんな風に振る舞えていただろ...
小説

『素晴らしい新世界』著者の掲げる「新しい全体主義」実現のための4要件

いなたくんへ ディストピア小説と言えば、代表的なものとしてジョージ・オーウェルの『一九八四』(1949)が思い浮かぶ。特に、監視技術の発達した昨今では、すわ『一九八四』の実現であると引き合いに出される。 ところが、現代中国の監視...
テクノロジー

独立宣言から6年、筋肉質に変貌した中国ITのいま(『中国のITは新型コロナウィルスにどう反撃したのか』書評)

いなたくんへ 今年は新型コロナウィルスの世界的自粛で……とかいう導入は耳タコだよね。本も雑誌もレポートも、何でもかんでも新型コロナで食傷気味の1年だった。 ということで、今回紹介する『中国ITは新型コロナウィルスにどう反撃したの...
定点観測

ガートナーのハイプサイクルを去年と比べて読んでみた(2020)

いなたくんへ ガートナーが例年発表している「先進テクノロジのハイプサイクル」。2020年版では1700を超えるテクノロジから、注目すべき30の先進テクノロジと5つのテクノロジ・トレンドがまとめられた。 ガートナー、「先進テクノロジの...
次にくる「時代」

新興宗教こそが未来を拓く3つの理由

いなたくんへ 学生のころ、学校の近くに比較的大きめの新興宗教の施設があった。実はその3代目教祖が我が母校のOBで、先生が私たちにつぶやいたのをよく覚えている。 「企業に就職するのもいいけど、あそこで教祖まで登ったあいつが一番の勝...
ブログ運営

未来の予測不可能性を愛する

いなたくんへ 少し前から、SFを用いた探索活動が注目されている。例えばIntelが製品開発にSFプロトタイピングの手法を導入したと謳っていたり(2013年)、Microsoftの研究所がSF作家と連携したり(2015年)、といった話が...
経済・政策・社会環境

2040年の憧れの職業・稼げる仕事

いなたくんへ 前回、2040年ごろの労働環境について予測をしてみた。AIロボティクスによる自動化のほか、オンライン労働の普及や労働市場の国際化により、労働市場全体の縮小や格差の拡大が起こっている。 2040年の労働市場で顕在化する3...
経済・政策・社会環境

2040年の労働市場で顕在化する3つの社会問題

いなたくんへ たとえば今から20年後の2040年。 私はまだ働いているけど、今と同じような働き方をしてるだろうか。2040年には、今年生まれた子どもは20歳になる。多くは大学生で就職はまだ先だろうけど、将来像は描き始めているはず...
未来社会のカタチ

ティール組織の限界とベーシック・インカムの財源

いなたくんへ テクノロジーの進化やイノベーション論でよく目にするのが、自由な生き方、自由な働き方の実現だ。 たとえばWIRED編集長のクリス・アンダーソンは「会社という形態はすでに、二十世紀の遺物ではないか」と疑問を提示。小林弘...
Civ4実況

Civ4五大国決戦マルチ実況・弦音視点(6)律令時代

いなたくんへ 文明シミュレーションゲーム「Civilization」マルチプレイの実況第6回。 第1回と前回記事はこちらから。 Civ4五大国決戦マルチ実況・弦音視点(1)先史時代 Civ4五大国決戦マルチ実況・弦音視点(5)文...
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